この少女、アホ。【呪術廻戦】【狗巻棘】 (ページ9)

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この先輩、血も涙もないページ9

「あ、棘！！・・・真希ちゃんにパンダ君。」

「なんでアタシ等の時だけ声のトーン下がってんだよ。」

何ということでしょう。

悠二君の稽古が終わって散歩をしていたら

私の愛しの棘・・・・と真希ちゃんとパンダ君に出会いました。

「こんぶ？」

お、棘くんが何か言いました。何を言ったのでしょうか！？

「ふむふむ。今まで何してたの？・・・と。」

「しゃけ。」

あ、合ってた！

「えっとね、悟さんに呼ばれてた。色々、難しい話されて糖分が足りないのぉ！！」

「お〜。お疲れ。」

パンダがお疲れって言ってくれる。

けどね、私は！！

棘のお疲れが欲しいの！！

「それよか、早く一年達に会いに行くぞ。」

「恵君達に？」

なんで恵君たちに会いに行くんだろ・・・

「交流会。三年と乙骨の代わりに一年を出すんだよ。」

パンダが説明してくれる。

「へぇ。そうなんだぁ。」

「しゃけ」

「さ、早く行くぞ。」

また真希ちゃんに催促される。

「うん！」

「・・・」

「・・・」

見に行けば、座り込んで黙り込んでいる恵君と野薔薇ちゃん。

そういえば悟さんが二人には交流会まで秘密とか言ってたなぁ

あ！恵君と野薔薇ちゃんだ！

「なんだ、いつにもまして辛気臭いな、恵。お通夜かよ。」

真希ちゃん！！！！今の恵君と野薔薇ちゃんにはダメ！！！

「禪院先輩」

ほら、顔が渋ってるよ。

「私を苗字で呼ぶんじゃーーーー」

「真希、真希！！」

パンダ君が真希ちゃんを呼ぶ

「本当に死んでるんですよ。昨日！！１年坊が一人！！」

「おかか」

「はやく言えや！！」

むしろ、何で知らなかったの・・・・？

悟さんが伝え忘れたのか・・・・？

「これじゃ、私が血も涙もねぇ鬼みてぇだろ！！」

いや・・・・・

「実際そんな感じだぞ！？」

「ツナマヨ」

「まぁ・・・」

怖いからパンダ君には賛同はしない

私は棘みたいに勇敢じゃないからね！！！！