【五条悟誕生祭2020】 ページ27
「ねぇ、皆さん。」
「あ?」
「何だよ。」
「こんぶ?」
皆、忘れてるよね?
「知ってる?今日ね、悟さんの誕生日なんだよ。」
「「「・・・」」」
うん。やっぱり忘れてたよね。
「忘れてたよね?」
「いや、覚えてたよ。」
「ま、20後半からは誕生日が苦痛らしーからな。触れてらなかっただけだわ。」
「おかか」
・・・
「皆、嘘はダメだよ。忘れたなら忘れたって素直に言いなよ。」
「馬鹿の誕生日祝うほど私ら暇じゃねぇから。」
「そうそう。」
「しゃけ、ツナマヨ。」
酷っ
開き直ってやがるよ。コイツ等。
「取り敢えず、プレゼント何する?」
「知らねぇよ。」
「普通に和菓子とかで良くね?」
「しゃけ」
和菓子かぁ
「んじゃ、誰買いに行く?」
「ここはなぁ?」
「じゃんけんだろ?」
「しゃけ?」
じゃんけん・・・?
「「「「最初はぐーっ!じゃんけんぽん!!」」」」
「いやァァァァ」
負けたァァァァ
「って、三人で嵌めたでしょ!?」
「なんの事だか?」
「分からないな。」
「おかか」
うっ、確信犯だよぉ
「覚えといてね!!」
◇◆◇◆◇◆◇
「よし!!買ってきたよ!!」
「早かったな。」
「さっさと渡しに行くぞ。」
「ツナマヨ?」
棘。
心配するくらいなら棘が行けよ。
「走ったからね!!」
はぁ、全速力だから疲れたぁ
ドンッ!!!!
この開け方は!!
「お疲れサマンサー!」
悟さん!!
「悟さん。久し振りですね。」
「ん?あれ?言う事無い?僕今日・・・」
「おい馬鹿。」
馬鹿って本人の前でも言うんだ。
「「「「せーっの!!
誕生日おめでとう!!!!」」」」
「だよね!?忘れてたかと思ったよ。」
・・・
ジーッ
「こっち見てんじゃねぇよ。」
「どうしたんだ、A。」
「こんぶ。」
怒るよ、君達。
「はい、プレゼントです。」
「わ!これ高いやつじゃん。ありがと〜!!」
だろうね、わざわざ専門店行ったんだから。
「いやぁ、誕生日はAだけには返すね〜」
「おい!!なんでだよ!!このクソ教師!!」
「どういう事だ!!」
「おかか!!」
え、なんでだろ。
「だって三人共僕の誕生日覚えてなかったでしょ?聞こえてたよ。」
バ レ て た
____
五条先生!!
誕生日おめでと!!
好きだァァァァァァ
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作者名:希乃夏 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Nonoka88884/
作成日時:2020年11月29日 12時