今日もあなたに伝えます。6 (ページ22)

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198 紫耀side ページ22

水族館に着いた途端
俺は女子生徒に捕まった

生徒A「平野先生～一緒に回ろ～よぉ」

平野先生「俺はいいよ笑お前らで回ってきな」

生徒B「えーーー」

生徒C「平野先生ノリ悪くなったよね～」

腕掴むし手握られるし…
お前ら女子に構ってる暇ないんだよ…
俺はAを探して捕まえて…

モテるって辛いなぁ～

平野先生「あ…」

生徒B「どうしたのー？」

やっとAを見つけたと思ったら
その近くに永瀬が居た。

仲良く写真撮りながら
話しちゃってさ…

俺…生徒に嫉妬して…
これは病気だな。

末期だわ。

平野先生「ちょっとごめん。」

生徒C「えーー！」

女子生徒を払って走って
Aの所に行って思わず腕を掴んだ

A『え！先生？』

平野先生「…いや、ごめん」

何してんだよ、俺

海人「…ﾌﾌ」

廉「なぁ。こんな人多いところで目立つような事すんなよ」

ムカつくけど…ごもっともです。

こんな所で嫉妬して
A拐いにきました！なんて
言えるはずもない…。

A『ﾌﾌ…ちょっと私御手洗行きたいから先行ってて？』

神「場所わかる？」

A『先生に連れてってもらう。ね？』

Aは少し嬉しそうに見えた。
俺が言い訳も思いつかないのを察したのか…
いつからこんなに嘘が上手くなったんだろう。

平野先生「…おう」

「先生連れてって」って俺の手を引いて
皆から離れて人が少ないところまで来た

A『先生あからさますぎですよ。』

平野先生「ﾌﾌ…ごめん」