今日もあなたに伝えます。6 (ページ3)

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180 紫耀side ページ3

平野先生「班は決まったからみんな帰っていいよー」

ズルズルと生徒達が教室に帰っていく中
チラッと永瀬方を見ると
ずっとAを見てる。

平野先生「…」

岸先生「はは笑平野先生バレバレですね」

平野先生「岸先生…笑」

岸先生「…本当に好きなんですね」

平野先生「はい…笑」

自分でも驚いてるよ
Aの事こんなに好きになるなんて思ってなかった

最初の頃は
こんなはずじゃなかったんだけどな…

岸先生「永瀬が好きなんですか？」

平野先生「…岸先生俺の事どう見えてるんですか？」

岸先生「冗談です笑 Aちゃんでしょ笑」

平野先生「ﾌﾌ…岸先生、あんな可愛いくて
輝いてる笑顔に出会ったことあります？」

Aは誰にでも優しくて
心で思ってることが悪いことなら
口には出さないし
いつ見ても笑顔で居る

時々泣いてるけどな笑

けど、

平野先生「あの笑顔が俺の宝物です。」

岸先生「ﾌﾌ…俺が照れちゃいます笑」

もう誰にも見せたくないぐらい
ずっと俺だけの為に笑っていて欲しい
なんて、欲張りだよな…

岸先生「そう言えば、いつから待ち受け変えてないんですか？」

平野先生「待ち受け？」

岸先生「俺が見た時、Aちゃんと写っていたので…」

いつからだっけな…

平野先生「多分…撮った日からずっとなんで1年以上は変えてませんね」

岸先生「えー！一途っすね」

平野先生「はは笑あ、岸先生のクラスの子あそこで喧嘩してますよ」

岸先生「うわ、またかよ…ちょっと行ってきます」

待ち受けの中じゃなくて
いつか俺のものにならないかなぁ…

A『海ちゃーん！神くん！私教室に戻るよー？』

海人「えー！一緒に戻ろうよっ」

A『ﾌﾌ…』

神「海人はさいつも引っ付いてるけど、
俺はダメなの？」

2人としゃべってるAをみていたら
俺の方に気づいて
口パクで何かを伝えてきた

" あそこでまってる "

平野先生「はは笑バカは俺じゃなくてお前だろ」

今はただただ、Aが愛しくて
可愛くて仕方がない。