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廉「おい!なんやねん急に」
A『…付いてた』
廉「え?…」
A『エナの…指に、お風呂場に落ちてた指輪が…付いてたの』
廉「は?」
紫耀くん、なんで嘘ついたの
俺のだよって言ってたじゃん…
そう思ったら涙がとまらなくなっていた
A『…っ、どうしよ…今日紫耀くんと顔合わせれないよ…っ』
廉「…とりあえず車乗れ」
廉が助手席のドアを開けてくれて
助手席に乗った
あの2人の関係は?
なんでエナと一緒にいるの?
てか…
A『…紫耀くんタバコなんて私の前で吸わないじゃん…』
廉「え?お前しらんかったん?」
A『廉は知ってたの?』
廉「おん、タバコ結構前から吸ってんで」
A『…いつから?』
廉「学生ん時からかな?」
私だけ知らなかったんだ…
廉「泣き止んだか?」
A『うん…』
廉「フフ…」
廉はいつも私が泣くと
こうやって指で涙を拭いてくれる
なぜか笑ってるけどね
廉「お前ちょっとは抵抗しろよ」
A『え?』
廉「旦那以外の男に触れられたら普通は避けんねん」
A『…廉だもん』
廉だけはいいんだよ
結婚式の日からあってなかったけど
こうやって会わない日があっても
いつも駆けつけてそばにいてくれる
あと…
私が本当に結婚したかった人は
廉だったから
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作者名:nozomi x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=NonSS0601
作成日時:2020年6月29日 1時