そのゆっくり、こいをする。4 (ページ32)

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酒桜邸ページ32

編集やら旅行やらの話をしてると
時間を気にしてる間もなく健ちゃんの家に着いた

｢お邪魔しま～す｣
｢めっちゃお邪魔しますがよろしい？｣
｢大丈夫ですよ｣

靴を脱いでリビングへ
綺麗にされてる…
所々にある健ちゃんの趣味であろうものが気になるけど

｢適当に座っててください！何か飲み物持ってきます｣
｢ビール！｣
｢未成年の家なんだからあるわけないじゃん、お茶でいいよ｣

冷蔵庫を開ける健ちゃんを横目に
テーブルを囲むようにして座った

酔っているけどふわふわするくらいで気持ち悪いとかそういうことは無い
優哉もそれは同じのようで少し顔が赤いくらいだった

健ちゃんがお茶を持ってきてくれる
コップに入れて1杯飲んだ

｢どうします？お風呂先入りますか？｣
｢私、今日はシャワーだけで大丈夫｣
｢じゃあ俺先入る｣

そう言って優哉はリビングから出た

｢ちゃんと切り抜けられらっぽいのでよかったですよ｣
｢倦怠期とかなんとか言う話？｣
｢結局どうだったんですか？｣
｢うーん…あんま言いたくないかなぁ…｣
｢なら、無理に言わなくても大丈夫です｣

スマホを開いてTwitterを見る
カズくんは早速つぶやいてるし
気づかなかったけど居酒屋にいる時間に優哉もツイートしていた
私もツイートする

“そのゆくメンバーで飲み会！
次の旅先も決まったよ
お楽しみに…”

最初に撮った乾杯の時の写真を添えてツイートする

直ぐに健ちゃんがふぁぼってきて笑っちゃった