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山田 涼介side
kt『やまちゃん、またそんなに飴を…』
ym「どっかの誰かさんのせいで消費が半端ないの。
舐めるのをやめてくれたら買う量も減るんだけどな?」
kt『それ以外に食の楽しみがないの‼︎
せっかく食べられるんだからいいじゃん‼︎』
圭人の話をスルーしながらコンビニにあった飴を全部買って歩く
そろそろ夏
ジメジメした空気が肌にまとわりつく
ym「まぁ、暑くなってきて」
kt『そっか、そろそろ夏か。
全然自覚なかったよ』
ym「そもそも自覚できるのか?」
kt『カレンダーみない限り』
新しく買った飴を舐めようと封を切った瞬間、何かを感じ取った
kt『ん?
忘れ物?』
なんだ…今の
目の前にあのノイズが走ったような…
反射的に部署を見る
するとそこからさっきとは明らかに異常な量のノイズが出ていた
kt『やまちゃん…あれ…』
圭人も見えるみたい
ym「ねぇ…高木に何かあったってこと?」
それ以外に考えられない
俺は急いで部署に向かって駆け出した
その間に電話をかける
ym「もしもし…いのちゃん‼︎」
高木に関するならいのちゃんだろ
そう思って
in『どうしたの?』
ym「今どこいる⁉︎
高木が…部署が危険な気がする‼︎」
in『…奇遇だね。
俺もそう思って部署に向かってるんだ。
ほら、後ろ』
後ろを見るといのちゃんも走ってきていた
in「山田、ガン構えて」
ym「うん」
ガンを構えて急いで部署に向かう
扉の前に立って深呼吸をする
ym「動くな‼︎」
in「高木‼︎」
中に入ると懐中時計を持っている輝と
桃色の光彩が強く光っている高木がいた
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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2021年12月6日 13時