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「ちょっと！」
悠長な事をぬかすジミンの肩辺りの服を掴んで
一度カフェから出る事とする。
襟が伸びるとか世界的ブランドの服だとか
そんな事は考えてないのは当然。
というかこんなやり取りさえ
他の人が見たらさっきの人達の様に
思う可能性だってあるのに。
カフェから離れて
一階のトイレの方へ向かうのは
そこが目立たない位置だからで
そこで脚を止めて掴んでた服を離すと
そこだけ変な形に歪んでいた。
でも私の顔も歪んでいるのだ。
「ねぇほんとにさぁ…」
「別に事実じゃん。
今は付き合ってないけど
将来どうなるか分かんないし？」
「そんな根も葉もない事
吹聴しないでくれないかな…」
案の定ではあるが
この期に及んでも全く気にしてない様子のジミンは
肩の服を適当に直しながら
一重の目を少しだけ見開いて
「根も葉もなくないでしょー。」
唇を尖らせてそう言った直後に
コロリと表情を変える。
一瞬の出来事なのだ。
「実際、本当に1ミリも…ないって思う？」
あざとく首を少しだけ傾げて
声のトーンをずっと抑えたその言葉と
見透かす様な瞳が私を試す。
あまりにも突然の変化に
流石に私も対応が遅れるし
迂闊にも少し動揺してしまう。
「、1ミリもない。」
ジミンに悟られると後が面倒。
詰まりかけた喉を無理矢理広げて
ワンテンポ遅れた断言と一緒に
ジミンを置き去りにしてカフェに戻る。
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うん - セリフの前に名前が無くて読みずらい🥹登場人物が多いから区切りつけて欲しいです🥹 (2023年2月23日 7時) (
レス) id: a404a2b4d8 (このIDを非表示/違反報告)
のぐり(プロフ) - ぱんださん» こんばんは！いつもありがとうございます。私もゆるゆると書いていくので、気長にお付き合い下さると嬉しい限りです(笑)紆余曲折ありそうですが、見守って下さいね。 (2021年9月27日 0時) (レス) id: 0deac69280 (このIDを非表示/違反報告)
ぱんだ(プロフ) - のぐりさん、こんばんは。今回もすごく引き込まれながら読んでます。この後の展開楽しみ〜！くっついてくれたらいいな〜と淡く期待しながら(笑)更新楽しみに待ってますね。あっ、全然まてるのでのぐりさんのペースで！！ (2021年9月26日 23時) (レス) @page39 id: 5af68208b2 (このIDを非表示/違反報告)
のぐり(プロフ) - amoさん» こちらこそいつもありがとうございます。ご期待に添えられるか分かりませんが最後まで完走頑張ります。 (2021年9月19日 22時) (レス) id: 0deac69280 (このIDを非表示/違反報告)
amo(プロフ) - わわ！新作だ…今作も楽しみに読ませていただきますー！癒しの供給感謝です…！ (2021年9月17日 23時) (レス) id: 23a390d558 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のぐり
| 作成日時：2021年9月17日 23時
