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今朝のテヒョンの言葉の様に
早く来た分早く終わって帰れれば良いし
私自身いける気がしていたのだが
「残業お疲れ」
気合いを入れる様に私の両肩を叩いたスアは
定時より1時間遅れで退社した。
自慢ではないが
平社員でも管理職でもないという
立場に位置してるもので
下からの仕事と上からの仕事
ダブルをこなさなければならないのだ。
気付けば自分以外のスタッフが居なくて
カーッと女の欠片もない溜息を吐いても
何の問題もない。
窓の外はいつの間にか真っ黒で
携帯を見れば20時を過ぎていて納得だ。
「あ、A」
最後のファイルを保存するキーボードの音と
私の名前を呼ぶ声がリンクした。
背伸びと一緒に振り向くと
テヒョンが踵を潰した革靴を
パタパタと鳴らして近付いて来た。
「もう帰ったかと思ったのに
まだ仕事してたの？」
「まぁねぇ。でも今終わったとこ。
テヒョイは？早く帰るんじゃなかったの？」
私の隣のデスクの椅子に
自然と座ったテヒョン。
「あー無理だったよねぇ。
なんかビリってなるものが無くて。」
よくある不思議発言を真面目な顔で言う。
多分歌詞が降りてこないとか
メロディが浮かばないとか
そんな事だろうと"そうなんだ"と
当たり障りのない返事を返すのだ。
椅子に座って左右に揺れる度に
テヒョンの黒い髪も同じ様に揺れている。
「じゃあ、ご飯でも食べて
お互いリセットしようか？」
私の提案に"いいね！"と笑ったテヒョンが
綺麗な形の手を高い位置で翳すから
自然とその手を叩いてハイファイブが成立した。
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うん - セリフの前に名前が無くて読みずらい🥹登場人物が多いから区切りつけて欲しいです🥹 (2023年2月23日 7時) (
レス) id: a404a2b4d8 (このIDを非表示/違反報告)
のぐり(プロフ) - ぱんださん» こんばんは！いつもありがとうございます。私もゆるゆると書いていくので、気長にお付き合い下さると嬉しい限りです(笑)紆余曲折ありそうですが、見守って下さいね。 (2021年9月27日 0時) (レス) id: 0deac69280 (このIDを非表示/違反報告)
ぱんだ(プロフ) - のぐりさん、こんばんは。今回もすごく引き込まれながら読んでます。この後の展開楽しみ〜！くっついてくれたらいいな〜と淡く期待しながら(笑)更新楽しみに待ってますね。あっ、全然まてるのでのぐりさんのペースで！！ (2021年9月26日 23時) (レス) @page39 id: 5af68208b2 (このIDを非表示/違反報告)
のぐり(プロフ) - amoさん» こちらこそいつもありがとうございます。ご期待に添えられるか分かりませんが最後まで完走頑張ります。 (2021年9月19日 22時) (レス) id: 0deac69280 (このIDを非表示/違反報告)
amo(プロフ) - わわ！新作だ…今作も楽しみに読ませていただきますー！癒しの供給感謝です…！ (2021年9月17日 23時) (レス) id: 23a390d558 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のぐり
| 作成日時：2021年9月17日 23時
