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一度一階まで戻ってカフェでアイスコーヒーを買う。
何で今日に限って買うのを忘れたのか
なんて考えながらまたエレベーターに乗り込むが
既に出勤時間はだいぶ過ぎていて
広いエレベーターに私だけーーー
「待って待って！乗る！」
"閉"のボタンを押しかけた人差し指は
慌てて小走りしながら叫ぶ男と
その後ろから同じ様に駆けてくる男の為に
一度宙を彷徨うことになる。
見覚えのありすぎる二人は
勿論私に対しても見覚えがあるどころの
騒ぎではない。
「おはよう、A」
くわと大きな欠伸をしたのは
私に挨拶をした方ではない方。
「おはよう、二人とも早いね。」
「早く終わらせて早く帰りたくて。」
"なるほどね"
と答えると同時に欠伸をした方の男が
私の手首を掴むとアイスコーヒーを一口。
これだから嫌なのだ。
さらさらと靡くシルバーの髪の間から
サングラスの奥の目がチラリと私を見上げて
身構える。
「A、おはよ。」
「いや、それ先に言うべきでしょ。」
アイスコーヒーを持ち替えて
ブンと腕を振って遅すぎる挨拶をした
男の訳の分からない手を振り払う。
そしてそれを見て子供の様に笑う
テヒョンの方に少し身を寄せて
「本当に朝からジミニのそういうの
構ってる余裕ないから。」
「そういうのってアイスコーヒー貰っただけじゃん！」
エレベーターの中で
わざとバタバタと足を鳴らすジミンを
怪訝な表情で見つめるのだ。
私はこのパクジミンが
この世で一番苦手なのに
他の誰が見ても分かる程に
ジミンは私を構うのだ。
本当に…勘弁して。
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うん - セリフの前に名前が無くて読みずらい🥹登場人物が多いから区切りつけて欲しいです🥹 (2023年2月23日 7時) (
レス) id: a404a2b4d8 (このIDを非表示/違反報告)
のぐり(プロフ) - ぱんださん» こんばんは！いつもありがとうございます。私もゆるゆると書いていくので、気長にお付き合い下さると嬉しい限りです(笑)紆余曲折ありそうですが、見守って下さいね。 (2021年9月27日 0時) (レス) id: 0deac69280 (このIDを非表示/違反報告)
ぱんだ(プロフ) - のぐりさん、こんばんは。今回もすごく引き込まれながら読んでます。この後の展開楽しみ〜！くっついてくれたらいいな〜と淡く期待しながら(笑)更新楽しみに待ってますね。あっ、全然まてるのでのぐりさんのペースで！！ (2021年9月26日 23時) (レス) @page39 id: 5af68208b2 (このIDを非表示/違反報告)
のぐり(プロフ) - amoさん» こちらこそいつもありがとうございます。ご期待に添えられるか分かりませんが最後まで完走頑張ります。 (2021年9月19日 22時) (レス) id: 0deac69280 (このIDを非表示/違反報告)
amo(プロフ) - わわ！新作だ…今作も楽しみに読ませていただきますー！癒しの供給感謝です…！ (2021年9月17日 23時) (レス) id: 23a390d558 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のぐり
| 作成日時：2021年9月17日 23時
