第三百五十八訓 ページ5
『ま、待っておくれ、体が暑くなるってどういう』
言葉が終わらない内に、総悟はスルリと私の手を取り恋人繋ぎにした。
『ッあ、』
その優しい手付きにピクリと震える。
沖田「俺ァ元々理性が強い方じゃねェ…はぁっ、我慢出来ねェんでィ」
してェェェ!!!我慢してそこはァァァ!!!
『待って待って!!?今後の関係の為にも此処は我慢した方が良いって』
____ダンッ、
『ッ、わッ!!』
手をギュッと強く掴まれて目の前の壁に背中を押し付けられた。
どうやら総悟も我慢の限界の様で………。
じゃねぇよ!!!!!無理だから!!何この状況!!甘々全開のバーゲンセールかよ!!!
____スル、
『………っ、ん、』
文句を言う前に服の襟から手を入れられて背中をなぞられる。
気付いたら上着は脱がされていた。
『っん、ひぅ……っ!擽った……!』
意思とは反対にびくっと反応して甘い声を洩らす体。それが恥ずかしくて唇を噛み締めた。
沖田「は、なんでィ…、声ッ抑えちまうのかィ?」
『ッ、』
胸板を押すが指先に力が入らず震えてしまう。
沖田「我慢するな…声、聞かせろィ、」
『?!ひゃ、!!』
すると、急に太腿に手を這わされて、更に同時に耳に噛みつかれた。
足と耳。同時に刺激されておかしくなってしまいそうだ。擽ったくて身をよじるが腕からは抜け出せない。
卑らしく太腿を撫でながら上へと上がっていく指。内腿の方を撫でる手の甲。
それに対し耳は甘噛みされて舌をねじ込まれる。耳朶をぺろりと舐め上げられた。
『あ、あ……っ、やだ、』
沖田「ッは、敏感なモンだねィ……普段とは全く違ェ程とろけて…可愛いモンじゃねェか…」
総悟の頬に、汗が伝う。
顔も声も、全てが色っぽすぎて目に毒だ。
沖田「Aは…どこでも、感じるのかねィ…?」
すると、ニヤリと笑った総悟はおもむろに私の足を割り…自分の足を割り込ませてきた。
『ッ!?』
ヤバイ、流石にまずい。
桂君の時もそうだった。
私はただでさえ敏感なのに、更に大きな刺激を与えられては体が大きく反応してしまう。
要は大きな刺激に弱いのだ。え、何が言いたいかって??
死ぬぅぅぅううう!!!!!
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きょ - いやん❤️センシティブ❤️ (1月17日 20時) (レス) @page5 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
かっち(プロフ) - めっちゃ好きです……。今一気読みしている途中なんですが、ここの章を何回も読んでしまいますw 夢主ちゃんが神楽ちゃんを攻めて、赤くなっちゃう神楽ちゃんとそれに嫉妬する沖田君たちが見たい…!!もちろん書けとは言いません!応援してます!! (2023年2月26日 19時) (レス) id: 1b6cbbdaba (このIDを非表示/違反報告)
mia - 作者様神っす!ヤァバイ最初のイチャイチャが…(鼻血)これからも応援させて頂きます!!👍 (2021年10月3日 20時) (レス) @page4 id: 220694a240 (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - 神楽ちゃんのハーフツインテが見たいーーーー‼️ (2021年9月20日 14時) (レス) id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - 仲いいナお前ら↓ (2021年9月20日 14時) (レス) id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:実珠 | 作成日時:2021年1月27日 22時