【銀魂】空から女の子が降ってきました。10

第三百六十六訓 ページ25

※バレンタインネタ





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2月14日。





この日は、町も女の子もチョコ一色になる。



まァ、お察しの通りバレンタインデーだからである。女性が男性にチョコを渡す日。



本命、義理、友情……。色々なチョコがあるが…え？私？？私は………








『チョコが欲しい！！！！！！！！』









そう！！！チョコが欲しいのである。





え？あげる側だろって？？嫌だよ貰いたい！！綺麗な女の子からチョコレート貰いたいい！！





なの、だが。







妙「これは私からのチョコだけど……これはしっかり真撰組の皆に渡すのよ？」



『………………え“』






妙ちゃんが目の前に差し出してくる、五つのチョコ。





まァハッキリ言ってしまうと、私と神楽ちゃんで妙ちゃんのお買い物に付き合ったのである。





神楽ちゃんはそのお礼にチョコを貰った。まァ、万事屋の皆にあげてという言葉付きだけど。


神楽ちゃんはそのチョコを受け取り歩いていってしまったのだが………






次に、同じ様に私もチョコを渡された。






まァ、要約すると真撰組の皆にチョコをあげろと言うもの。





………………いや………











無理やろ。











いやだって恥ずかしくて死ぬに決まってるでしょチョコだよ！？いや義理なのは分かってるけど！あげるって時点でその、何かさ！？！？






『いや、でもその……』



妙「あら、それなら私からのチョコは没収になっちゃうわね」



『えっ、それは嫌だ！！……分かった渡す！渡すからおくれよ！！』






妙ちゃんからのチョコは本当に欲しい！！手作りダークマターではないけど女の子からのチョコだし！！





そんなこんなで妙ちゃんからのお達しで、チョコを渡す事になった……。





…………って、あり？






『え、五つ？近藤さんに私、総悟、トシとして…四つじゃ？』






すると妙ちゃんは悪戯っぽく笑った。






妙「ふふ、銀さんにあげなさい」



『……………ん？？？』



妙「あら、銀さんだって好きな女の子にチョコを渡されたい筈よ？」






好きな女の子、って……！
何で皆知ってんの！？エスパー？！






『って言うより私があげる義理は…』



妙「ん？」



『渡してきます！！！！！』











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