最低道化師がヒーローに！？

お兄ちゃんはいりまーす ページ10

シネマ目線


｢おはよう！！｣



飯田｢おはよう、シネマ君！｣




｢じゃあここで！皆にクーイズ！！｣




ここに来てまだ３日間だけど仲良くはなれた





人の心を掴むなんて簡単だからね





しかも高校生となれば簡単すぎる





ほら、今も皆、僕のクイズに楽しそうだもん








｢今日は何があるでしょーか！！｣





切島｢はい！｣







｢赤髪もとい切島君！！｣






切島｢シネマの誕生日！！！｣







｢何それ嬉しい！！不正解！！！｣






峰田｢不正解なのかよ！！？｣









｢ヒントは転校生！！！

あ、言っちゃった！？｣







爆豪｢…バカかよ｣









太宰｢残念ながらシネマちゃんは賢いよ〜｣








皆｢｢｢だ、だれぇぇ！！？｣｣｣






｢え、ちょ、敵！？｣

｢先生は！？｣

｢センサーは！？｣




太宰｢落ち着き給え！｣




シーンとするクラス





あ、僕の番か




｢お兄ちゃ〜ん！！｣


太宰｢シネマ〜！！｣





そのままハグをする、そしてすぐ離れる





｢皆にクイズ！この人はだーれだ！！｣





緑谷｢え、兄じゃないの？｣





｢緑谷正解！！｣





相澤｢ちょ、先に行くなら声を…！｣





｢せんせー！！｣






相澤｢ハァ…先に自己紹介しろ｣







太宰｢どうも！シネマの兄だよ〜！
名前は太宰治、夢は美女との心中！よろしく！｣





皆｢｢｢キャラ濃い人きた！｣｣｣





電気｢はい！！｣





太宰｢そこのチャラ男君！｣




電気｢(チャラ男君…)シネマには苗字が無いのになんで太宰さんはあるんですか！！｣





太宰｢それはね、私がシネマを引き取って兄になったからだよ｣






電気｢え｣






太宰｢シネマは元々孤児でね、私が引き取ったということさ！

そして今では自 殺仲間！！
いやぁ、本当に良い子に育ったよ…ｸﾞｽﾝ｣






爆豪｢自 殺仲間だァ？｣






｢え、なんでそんなコッチ見るのさ爆豪君！！｣






睨むなよ、怖くないけど







相澤｢おい、自 殺ってなんだ｣






｢自分を殺すと書いて自 殺！！｣






相澤｢違う、なぜ自 殺するんだ｣






太宰｢なぜって、ねぇ？｣


｢ねぇ？｣




太宰｢｢他に遣ることが無いから｣｣


あ、ハモった



｢ちゃんと答えた！僕偉い！！｣


太宰｢そうだねぇ｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ




今頃皆は、どうやって僕らの自 殺を止めるか考えてんだろうな

……え？→←僕の運命は如何に…！！

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