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竹谷side
竹「ははっ、変な冗談はよしてくださいよ。利吉さん。」
だって、アイツが、Aがそんな、ありえねぇだろ。
利「いや、残念だけど本当のことだよ。」
学「受け止めると言っただろう、竹谷八左ヱ
門。」
!!っ、でもっ!
こんなの、受け止められねぇだろ。
鉢「八左ヱ門。」
肩に重みが掛かった。
竹「三郎…」
鉢「救おうぜ。」
久「あぁ。救おう。」
尾「そうだな。友達の妹殺すのは気分悪いし。」
不「うん!これだけは迷わない。」
そっか。そうだよな。
こんなに頼もしい仲間がいるんだ。救おう。
学「ほっほっほ、忍者はガッツじゃ!」
利「そういうことなら、知り合いの忍者にも頼んでおくよ。雑渡昆奈門にも私から頼んでおこう。」
今度は絶対、見殺しになんかしない。
この決断が、俺のただのエゴだったとしても、俺はもう、絶対後悔なんかしねぇから。
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ーその頃ー 夢主side
戦闘員も揃い、作戦会議となった。
杠や、実炙、鬼影に影丸、火澄の協力もあり、忍術学園関係者で忍術学園の味方、かつ戦闘力になりそうな人員はかなり分かってきた。
だが…奴らは本当に忍術学園にいるのか?
長のあの様子だと、長と大川平次渦正は知り合い。
大川平次渦正が、我々の行動を読んでいたら?逃げられる可能性は大きい。
『まあ、なんにせよ正面突破は避けた方が良さそうだな。』
実「はい。向こうがどれだけの戦力を蓄えているのか…計り知れませんからね。」
杠「タソガレドキなどの忍者隊以外にも、海軍もいますしね。」
『あぁ。海上線は、ウチは得意じゃないからな。慎重に行こう。』
鬼「我々が攻め入る前に逃げられる可能性もあります。見張りをつけますか?」
影「いいっすね。見張りつけとけば、逃げられても居場所はわかる。」
火「どうします?A様。」
見張りか…付ける分のメリットは大きいが。
スパッと襖が開き、1人部下が入ってきた。先程まで任務に出ていた者だ。
「あの、長からの伝言ですが…忍術学園の者共は、生かして捕らえろ、と。特に大川平次渦正は生け捕りにしろと。」
生け捕りか。
『杠、見張りを頼む。忍術学園の者達の居場所が分かったら、帰ってきてくれ。
行動開始はその直後だ。』
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リング(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2021年2月2日 17時) (レス) id: 4477b9e623 (このIDを非表示/違反報告)
名無し60018号(プロフ) - 続き早くみたいです!楽しみにしてます!頑張ってください! (2020年12月26日 22時) (レス) id: 944439b224 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちごパフェ | 作成日時:2020年12月17日 20時