智side ページ23
救急車がドームに到着して、ニノはストレッチャーに乗せられた
救急車が到着したころには、ニノの反応はほとんどなくて
すごく不安になった。
こんな時でも冷静な翔くんはテキパキと救急隊の人に状況を伝える
救「どなたかお一人、ご同行お願いします」
翔「智くん、行ってきなよ」
智「え、俺？」
てっきり翔くんが行くもんだと思っていて、慌てた頭が急にフル回転しだした
翔「ニノのことは智くんが一番よく分かってるでしょ？それに、起きたときにニノだって智くんがいるのが一番安心するから」
智「うん。分かった」
救急隊の人に促されて、救急車に乗り込む
翔「俺らはマネージャーの車で行くから。ニノよろしくね」
智「うん」
救急車の扉がしまり、発進する
救急車に乗るのなんて、生まれて初めてだけど
そんなのどうでもよくて
俺の目の前に寝かされて、反応することのないニノに不安になる
智「あの、、ニノは大丈夫ですか？」
救「今すぐ、命に別状はないです。ただ、腫瘍があるとのことでしたので、詳しいことは検査してみないと…まだなんとも言えないです」
智「ですよね…すいません」
不安から、
寝ているニノの手を握る
その手は普通の人より体温の低い、柔らかい温かみのある手で
ああ、ニノはまだちゃんといるって安心した
ニノを乗せた救急車が病院へと入り、ニノはそのまま運ばれる
救「こちらでお待ちください」
重い扉の外で止められて、目の前のソファに座る
不意にポケットの携帯を手に取ると、メンバーからの通知
翔:救急車がドームから出たことでパニックになっていて、なかなか出れそうにないです。ニノは大丈夫そう？
パニックか、、そりゃそうだ。
ニノのお休みを発表して、その後に救急車が出てくなんて直ぐに誰だか分かってるしまう。
「ニノは命に別状はないとのことです」ってメールをかえそうとすると
入り口から廊下を、
バタバタと焦った足音達が近づいてきた
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英望愛 - 今さらのお返事ですいません。コメントありがとうございます。作品、楽しんでいただけて嬉しいです。私の体調については移行前にまた書かせていただきます。ご心配していただきてありがとうございます。 (2020年8月23日 20時) (
レス) id: 511acc1b86 (このIDを非表示/違反報告)
二宮彩(プロフ) - いつも作品読ませていただいてます。お大事にしてください！続き楽しみにしてますね！ (2020年7月13日 20時) (レス) id: eb3cbc1812 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：英望愛 | 作成日時：2020年5月21日 17時
