和side ページ14
和「いってーな」
一週間前から風邪っぽかった
今日、起きたときに頭痛がして…
しかも、今日は事務所の忘年会なのに
先輩、後輩や事務所のスタッフとかたくさんの人が来るから欠席するのもよくないし…
和「薬飲も」
家の常備薬を飲んで再びベッドに潜り込む
なんとか家出るまでに治まりますように…
祈りながら目を閉じた
＊
♪〜
和「ん？」
携帯の着信音で目を覚ます
急いでパッと起き上がると頭にズーンと痛みが走る
和「んっ…」
急な強い痛みに思わずうずくまる
寝る前より頭痛は良くなるどころか痛みが増してガンガンして。
和「はぁ、、、あっ、電話！」
気づいたら着信音は消えていて、
誰からだろうと痛みを感じながら携帯を持った瞬間に再び電話がなる
ディスプレイに表示された『松本潤』という文字
この文字を見て、とっさに画面の右上の時計をみたら、忘年会の開始時刻の５分前
和「やべっ」
慌てて画面をスライドして電話にでる
和「もしもし」
潤「ニノ、今どこ？どうしたの」
和「ごめ…家。」
潤「なんかあったの？」
頭痛のせいと申し訳なさで暗い声で答えると心配そうな返事が返ってきた
和「ちょっと、体調悪くて。薬飲んで寝てて、電話くるまで気づかなくて…。遅れるって言っといて。すぐ行くから」
正直、欠席するわけにもいかず行くって伝えた
潤「ねぇ、ニノ休んだ方がいいよ。体調悪いのに来たっていいことない。みんな心配するから。欠席するなら俺、伝えとくし」
和「え、でも大丈夫だから！」
潤「こんなこと言いたくないけど、ニノは仮にも病気になった身なんだよ。何かあってからじゃ遅いから。本当はすぐ病院行って欲しいくらいだけどそれはきっと断るでしょ。だからせめて家で安静にしして。わかった？」
最後の分かった？の部分を念を押すように言われて、
これには「うん」としか言いようがなかった。
和「分かった。でも、欠席の連絡は俺から入れるから。」
潤「うん。しっかり休んでね」
電話を切ってすぐ、幹事の先輩に連絡して
「すいません」と電話で頭をさげると
「しっかり休みな」と、言ってもらった
そして俺は
暖かいダウンジャケットを来て
病院へと、足を進めていた
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英望愛 - 今さらのお返事ですいません。コメントありがとうございます。作品、楽しんでいただけて嬉しいです。私の体調については移行前にまた書かせていただきます。ご心配していただきてありがとうございます。 (2020年8月23日 20時) (
レス) id: 511acc1b86 (このIDを非表示/違反報告)
二宮彩(プロフ) - いつも作品読ませていただいてます。お大事にしてください！続き楽しみにしてますね！ (2020年7月13日 20時) (レス) id: eb3cbc1812 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：英望愛 | 作成日時：2020年5月21日 17時
