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▽
席に通された後、
一緒にスイーツを取りに行く。
わ、めっちゃ可愛い！！
グラススイーツやマカロンなど
イチゴやベリーのスイーツ。
いちごバンズのプチバーガーなど軽食もイチゴ尽くし！
楽園じゃん！
(最初はケーキから食べようかな〜)
なんて考えていると、
大谷さんのお皿がすごいことになっていた。
「ちょ(笑)大谷さん…」
「え？」
「盛り方のセンス(笑)
せっかくのイチゴだから
可愛く盛ってくださいよ(笑)」
「…、Aさんは、逆に少なすぎません？
そんなんじゃ元取れないですよ？(笑)」
「私はちょっとずつ取って、
全制覇目指すタイプなんで！」
「じゃあ、どっちがたくさん食べれるか勝負しますか。」
せっかく可愛いスイーツが並んでるのに
大食い対決なんて…と思いつつも
会話しながら食べるイチゴは美味しかった。
。
そうだ、と
ふと思ったことを聞いてみた。
「あの、大谷さんっておいくつなんですか？」
「僕？今年で21です。そういうAさんは？」
「私は今年で24歳です。私の方が年上だったんですね。」
「そうなんですね、
喋りやすかったんで同い年だと思いました。
あ、僕にはタメ口でいいですよ？
Aさん敬語苦手そうだし。」
「バレました？
敬語、硬い感じがしてあんまり好きじゃなかったの。
そうか…21歳ってことは大谷くん大学生？
いいな、今のうちにいっぱい遊んどきなよ！」
「いきなり先輩発言ですね(笑)
でも、大学は行ってないんですよ。」
「あ、そうなんだ〜、ってことは社会人？
…となると、私よりも社会人歴長いんじゃ…？」
「こっち来て３年目ですね。」
「私より一年先輩なんだ…！
先輩！追加のスイーツお持ちしましょうか？」
「ははっ(笑)
じゃあ、センス良く盛りつけてきてくれますか？(笑)」
「まかせてください！
インスタ映えするように盛り付けてきますんで！」
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作者名：あんころ | 作成日時：2021年8月23日 19時
