#番外編3 ページ13
pn「もしかしてこれ、俺たちの分ですか？」
ri「他に誰がいる。…早く食え、明日も早いからな。」
st「素直じゃないなぁ。手作りだから早く食べてほしいんでしょ？」
ri「うるさい。」
”手作り“。そんな女子力の高い言葉に驚きつつも席につき、目の前にあるスープを一口飲んでみると。
『おっ……美味しい！！！！』
kr「味も強すぎず、決して飽きさせないような風味……！」
pn「これをリアム看守が…！？」
sn「おかわりありますか！！」
美味しさに顔を綻ばせ、しにがみさんが思わずおかわりを要求するほどで。
こんな物をリアム看守が作れるなんて…これは是非料理を教わりたいほどだ。
と、そんな感じで賑やかな食事をしていると。
gr「そこにいるのは誰だ」
全員「『…！！！』」
騒ぎすぎたのかレストランの様子を見に来たゴルゴン。
突然の登場に体を硬直させる私たちに「やっべ」と言葉を漏らすスティーブ看守。
そして。
ri「申し訳ありませんゴルゴン様。大晦日だというもので彼らに特別に食事をと。もちろん材料費等は私の給料から… gr「何故儂を呼ばない。せっかくの大晦日だ、咎めはせん。」…！」
gr「もちろん材料費もお前の給料から差し引いたりもせん。そのかわり、儂にも料理を寄越してくれ。リアムの手料理は一度食べてみたい。」
gr「今日は何も咎めたりせん！リアムもスティーブも食え！」
sn「やったーーーー！！！」
kr「ありがとうございます！」
st「よかった〜、怒られるかと……」
思わぬ言葉にホッとしたり喜んだり、と様々な反応を示した彼ら。
先ほどの緊迫した空気ではなく、既に暖かく楽しい空気が戻ってきていた。
ふと看守たちの方を見ると、リアム看守もスティーブ看守も席につき、自分たちの食事を楽しんでいる様子だった。
各々騒いだり、静かに食事をしたり、どこから持ってきたのかわからないがワインを嗜んでいたり。
そんな幸せな空間を見て、少しだけ、昔の賑やかなゴルゴン邸を思い出した。
……今だけは。昔のような、ゴルゴン”様“として見てもいいよね。
『…ゴルゴン様。ワインお注ぎしますよ。』
gr「おお。珍しいな。」
『いえ、これが本来の___』
メイドの、お仕事ですから。
ーーー
間に合ったあああ！！急ぎすぎて低クオになっている可能性が…
とりあえず……遅くなってすいません！来年こそはちゃんと更新していく予定ですので気長に待っていただけると嬉しいです！
続く (更新停止中)
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りんりん - 初コメ失礼します。続きが楽しみすぎる〜。最後の夢主ちゃんの言葉、夢主ちゃんの裏の顔の伏線的なものですよね！(違ったらすいません)とにかく！私はこの話大好きなので更新続けて頑張ってください！ (2022年1月1日 10時) (
レス) @page13 id: 1b416a72a4 (このIDを非表示/違反報告)
明日花フォルテ(プロフ) - 続きすごく気になるので更新頑張ってくださいー！！ (2021年12月8日 21時) (レス) @page10 id: 175a60089e (このIDを非表示/違反報告)
あかつき(プロフ) - 鈴蘭さん» めっちゃ嬉しいです！！ 失踪しないように頑張って更新します(｡･`ω･´)ｷﾗﾝ☆ (2021年11月9日 14時) (レス) @page8 id: ce090c0f60 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭 - あ〜続き気になるｗ 更新頑張ってください！ (2021年11月9日 12時) (レス) @page6 id: 122f030fb9 (このIDを非表示/違反報告)
あかつき(プロフ) - 翠柘榴さん» コメントありがとうございます〜！！！久々に描いたのでそう言ってもらえて凄く嬉しいです…！！( ´ ꒳ ` )更新頑張りまーす！！ (2021年10月30日 16時) (レス) id: ce090c0f60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかつき | 作成日時：2021年10月28日 21時
