検索窓
今日:2 hit、昨日:7 hit、合計:1,661 hit

第二話.尼伊月【十二日月/味噌田楽】 ページ2

「…これ毎回言おうかな…」

例の決め台詞。
いやでも雑魚相手じゃ格好つかないか。
さっきの雑魚の肝臓を肴に血を啜りながら道を歩いた。
側から見たらホラーだろう。
普通の人がやってても怖いのに美女がやってるんだぞ?
美しい人って怖い事をすると普通の人の数倍は怖いって言うよね…それだよ。

てか血まずっ!肝臓もまずっ!
こいつ煙草とか酒とかしょっちゅう飲んでただろ!!!
体に悪いぞ?

いや本当にまずいな。
捨てよ。

「あー口直ししたい。」

どっかに可愛くて健康な十四歳くらいの少年の強い子落ちてないかなぁ。
居ないか。知ってた。

「…っし、着いた〜」

はいっ、そんなこんなしてるうちにいとくんの本拠地に到着!
年かな!時間が過ぎるのが早いね!いや本気で今幾つだろ…確かめるのが怖い。

「いーとーくーん」

「…いとって誰…」

いとくんを呼ぶと、可愛らしい真っ白な鬼が出てきた、顔に描かれた赤い紋様が映えている。

「え、君いとでしょ?」

「いや僕は累…どうやったらいとになるの…」

呆れたように私を見てくるいとくん改め累くん。
可愛い…

「…っあー、累かぁ。全然知らなかった…」

「知っててくださいよ…一応僕も十二鬼月ですし…」

もちろんだよ、これからは忘れない!

そう言うと、累くんは「それ言ったのこれで何回目でしょうか…」と遠い目をしていた。

そんな累くんも好きよ!

第三話.御言彩芽【日光隊/あんみつ愛好家】→←第一話.尼伊月【十二日月/味噌田楽】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:日光隊 , 月光隊 , 十二日月
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

如月蛍(プロフ) - 【如月/主/修正】修正終了しました。次の方どうぞ。 (2021年8月13日 22時) (レス) id: a1933fa7ff (このIDを非表示/違反報告)
如月蛍(プロフ) - 【如月/主/修正】お話をそのままコピーしたのでルビがおかしくなっているので、集成させていただきます (2021年8月13日 21時) (レス) id: a1933fa7ff (このIDを非表示/違反報告)
味噌田楽(プロフ) - すみません、リレー小説を書きたいと思うので、パスワードを教えてくださると幸いです。 (2021年8月13日 19時) (レス) id: 9f9b8eea81 (このIDを非表示/違反報告)
極楽蝶* - 【日光隊\雫日 桜庭薫\こうしんしました】 (2021年8月13日 10時) (レス) id: 8608842858 (このIDを非表示/違反報告)
魑魅 零(プロフ) - 極楽蝶*さん» 素早いご対応ありがとうございます。では、改めましてこれからよろしくお願いします。 (2021年8月13日 10時) (レス) id: 2214ae1c32 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:魑魅 零 x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/SudamaRei21/  
作成日時:2021年7月10日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。