転生してチート能力あってもつまらないのだが。【文スト】

社員にしよう！！ ページ7

莉「……んぅ…」

敦「あ、起きましたよ太宰さん！！国木田さん！！」

莉「ここは…？」

太「ここは武装探偵社の医療室。異能力関係の仕事の依頼を受ける会社だよ。
　 私は太宰。太宰治だ。」

国「俺は国木田独歩だ。」

敦「僕は中島敦！君の名前は？」

これぞマシンガントークという奴だ。

考えている暇が無い。

莉「僕は…卯月莉亜。」

太「へぇ、莉亜ちゃんというのか！！良い名前じゃぁないか☆」

国「おい太宰。そのようなアホ面をするのはやめろ。」

敦「とっ、ところで、莉亜さんを助けてどうするおつもりなんですか？」

太「そりゃぁ決まっているじゃないか！！もちろん彼女は、
　 武装探偵社の社員になってもらうのだよ。」

敦「あー…やっぱそう言いますよねーっ…」

国「本人に確認を取ってから話を進めろ！！」

そんなに一気に喋って大丈夫なのだろうか。心配だ。

しかし、身寄りもどこかで住む術もない莉亜にはこれしか言えない。

莉「僕は…僕は、武装探偵社に入ります。」




莉亜の瞳が、青空のような色に光った。

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