今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:12,536 hit
小|中|大
ACEのとある一日 ページ44
これはまだ、ACEになる前のお話
「あー、お腹空いたな。」
そう呟くと、丁度自室から出て来たスペードが居た。
「あ!
わただ!」
本名で呼ばれ、ビクッとするスペード。
「おい!
本名で呼ぶなって言ったよな!?」
「わた、ごめん。」
上目遣いで、可愛く謝る。
「また言った!!
それ、謝る気ないだろ!?」
「そんな事より、お腹空いたから何か作れ。」
さっきまでの可愛かった表情から一転し、冷たい表情で言い放つ。
「えー、これから任務に行かなきゃ行けないんだけど?」
「簡単に作れるので良いから早くしろ。」
そう言って、食堂の方へと歩いて行く。
「簡単にって、、、」
「早く来い!」
後ろを振り返り、キツく言う。
「分かったよ。」
ブツブツと言いながら付いて来るスペードに、聞こえないくらいの声で言う。
「チョロいな。」
「何か言った?
ていうか、何で笑ってんの?」
「関係ない。」
クスッと笑うACEであった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
12人がお気に入り
12人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:童子 | 作成日時:2019年10月25日 8時