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結成 ページ37

「うおっ!
危ない!」

Aを庇おうとした。

が、先にQUEENが安全な所に避難させていたみたいで、そこには誰も居なかった。

「ACE!
お前は俺だけに集中してればいいんだよ!!」

「何言ってんだよ!
それどころじゃ無いだろうが!!」

銃弾の雨が、絶え間無く降り注ぐ。

「止めなさいよ!!」

Aが叫んだ。

「アンタら暗殺のプロ以外に、此処に一般の人間が居るんだから!
それに、もし近所の人に通報でもされたらどうするのよ!?」

「防音になっているから、通報はされないが、確かに、一般の人間は居るな。」

そう言って、ACEはJACKの傍へと近付いた。

「それ以上撃つと、お前の首を刎ねるぞ。」

JACKの首に得物を当てる。

それに気付き、撃つのを止めた。

「お前達の任務は失敗してる。
俺達がこの家に居る時点で、暗殺なんか無理だったと気付け。」

ACEが三人を見ながら言う。

特に、スペードをよく見て。

「勝てる訳無かったんだよ。
スペード、もう大人しく言う事を聞こう?」

ダイヤが、スペードを説得する。

「それで良いのかよ!?」

「良いんだよ!!
俺達だって何かおかしいって、正直思ってただろ!?
何でそこまでして刃向かおうとするんだよ!?」

ハートが怒りながら聞く。

「それは、、、。」

言い淀み、ACEを睨む。

「コイツには負けたくなかった。」

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作者名:童子 | 作成日時:2019年10月25日 8時

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