今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:12,570 hit
小|中|大
調査 ページ20
−ボスの部屋にて−
「調査の途中経過です。」
スペードが、偽装を行っているACE達の写真を見せる。
「どうやら、ある任務を偽装している様です。」
ダイヤがスペードの横から顔を出し、報告する。
「そうみたいだね。」
ボスの表情は笑顔なのに、いつもよりさらに眼が笑っていない。
むしろ、怒りに満ちている様だ。
「君達に新たな任務を依頼するよ。
コイツらが庇っている人物を殺せ。」
そう言って、ボスはナイフを取り出し、ACE達が写っている写真に勢いよく刺した。
殺気を溢れさせながら、笑顔から真顔へと変わっていく。
「嘘をつくと、どんな目に合うか。
怒らせた罪は重いぞ?」
突き刺したナイフに、さらに力を入れながら言うボスに、恐怖しか感じない。
それを見たハートは、こっえー。と怯える。
でも、そんなのはただのフリで。
俺達はまだ、この人の真の恐さを知らなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
12人がお気に入り
12人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:童子 | 作成日時:2019年10月25日 8時