裏事情 ページ5
俺達は、ある任務をきっかけに、今までお世話になった組織、トランパーの裏事情を探る為、S-Aを組んだ。
「で?
何で俺はシックスなんだよ?」
スペード改め、シックスがAに聞く。
「何でって?」
「ゼロはともかく、ファースト、セカンド、サードと来たら、フォース、フィフス、シックスだろうよ?」
「え、フォーやファイブが言うのは分かるけど、シックスは同じじゃない。」
「thの発音と、SIXの発音は違う!」
ムキになるシックス。
「まぁまぁ。
これで決まったんだからさ。
僕は良いと思うよ?」
QUEEN改め、ファイブが言う。
「でも、俺はフォースのがカッコよくて、そっちのが良いけどな。」
ハート改め、フォーが物申した。
「ほら、聞いたか!?
フォーとファイブ、シックスを今から改名するのはどうだ?」
シックスが、フォーの言葉を聞き、提案する。
「それは却下だ。
もう、それで決まっただろ?
お前らも異議はないって。」
ACE改め、ゼロがシックスにそう言う。
「だから、数字は数字でも、呼び方が違うんだって!」
ゼロに食って掛かるシックス。
「あー!
もう!!
ごめんって!!
私がサード以降の呼び方を知らなかったから、フォー、ファイブ、シックスになっちゃったの!
許してよ!!」
「許すとか許さないとかじゃなくてな、何で俺達三人は違うのかって事なんだよ、、、」
「はいはい。
呼び名問題はもうお終い!
それより、S-Aのルール。
決めようよ?
そっちのが大事だと思うけど?」
シックスの話を遮った、KING改め、サード。
「そうだな。
よし、決めるか。
何か案はあるか?」
ゼロが皆にそう聞いた。
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作者名:童子 | 作成日時:2019年11月3日 17時