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質問 ページ43

その日、私はMACUSAで仕事をし、さぁ帰ろうとした時、長官に呼び止められた。そのまま長官室へ入る。

長官「あー…A」

『なんですか?』

長官「この前…イザベラの所に行かなかったか?」

『……』

ぞわりとする。嫌でも、イザベラから受けた色々なことが蘇る。蘇って、しまう。

『…はい。行きました』

俯いて、小さく答える。

長官「A、正直に言って欲しいのだが…イザベラに磔の呪文をかけなかったか?」

…え?

『かけてません。逆にかけられました。…どうして、私がかけたことになっているのですか?』

長官「昨日、イザベラの部屋で君の杖が見つかったんだ。もしかしたら、君の杖が死の呪文を放ったかもしれないと思い、直前呪文を使ったら磔の呪文を放った跡があったんだ」

…まさか。イザベラが私に向かって磔の呪文を唱えた時に使った時に使った杖は私の杖…?

『…そうですか』

長官「あぁ。それでA、さっき磔の呪文をかけられたと言っていたが、詳しく話してくれるか?」

『…はい』

私はニュートと同じように、襲われたこと、誘拐未遂のことなど全て話した。もうこれ以上このことを思い出したくないな、と思いながら。

長官「…そうか…。A、今言ったことは本当か?」

『はい。嘘はついていません』

長官「わかった。教えてくれてありがとう。…辛いことを思い出させてすまない」

『いえ。大丈夫です。失礼します』

私は長官室を出て、さっさと家に帰って、ニュートへの挨拶もそこそこに、ベッドに入った。






直前呪文

呪文は、「プライオア・インカンタート」。自分の杖で、調べたい相手の杖を軽く叩いて唱える。原作の「ハリーポッターと炎のゴブレット(上)」のわりと最初の辺りに出てきます。


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リサ - こんばんわ。いつもこの小説を読んでいます。次も楽しみです。闇落ちの方を読んでみたいです。 (9月8日 0時) (レス) @page28 id: ebda27dca2 (このIDを非表示/違反報告)
ルイーザ(プロフ) - みかんさん» コメント有難う御座います。作品を楽しんで頂けて、とても嬉しいです。闇堕ちですね。有難う御座いました。拙い文章ですが、これからも楽しみにして頂けると嬉しいです。 (2019年9月4日 16時) (レス) id: 4a1e9af14b (このIDを非表示/違反報告)
みかん - こんにちは。いつもこの小説を楽しみにしています。闇落ちのほうを読んでみたいです!楽しみにしています!! (2019年9月3日 12時) (レス) id: 10b371d446 (このIDを非表示/違反報告)
ルイーザ(プロフ) - きなこさん» 返信遅くなり申し訳ないです。コメント有難う御座います。そう言って下さり、とても嬉しいです。闇堕ちありですね、有難う御座いました。拙い文章ですが、これからも楽しみにして頂けると幸いです。 (2019年8月29日 8時) (レス) id: 4a1e9af14b (このIDを非表示/違反報告)
きなこ(プロフ) - はじめまして、こんにちは!!この作品がとても好きなので、いつも楽しみにしてます♪私的には闇落ちルートありだと思います!!これからも楽しみにしてますね。 (2019年8月28日 9時) (レス) id: 5408dae180 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルイーザ | 作成日時:2019年7月6日 8時

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