癒しの時間 ページ24
森「あああっ、エリスちゃん!」
エリスちゃんを見つけた森さんは近くに響き渡る程の大きな声で彼女の名前を呼んだ。
近くにいた為、耳が痛い。
森「大丈夫だったかい何処に行っていたのだい。心配したのだよう突然居なくなるから」
泣きながら早口でエリスちゃんに話しかけるその姿は、とてもマフィアの首領には見えない。
エ「急に消えたらリンタロウが心配すると思って」
森「そうだよ。心配したよう。泣くかと思ったよう」
そう言っている森さんの眼には涙が浮かんでいる。
エ「そしたら泣かせたくなった」
森「非道いよエリスちゃん!でもかわいいから許す!」
残酷非道なマフィアの首領も、エリスちゃんには甘々である。
敦「わっ、鏡花ちゃん!」
『ん?』
近くで敦の声がしたので声の方向を見てみると、鏡花ちゃんが敦に抱きついていた。
敦「迎えに来てくれたの?」
敦は鏡花ちゃんから身体を離し、彼女と目線を合わせながらそう尋ねた。
鏡「……心配した」
少し恥ずかしそうに言う鏡花ちゃんに、敦は「ありがとう」と答える。
……はぁ〜、目の保養だわ。
心の中で悶えながら彼女達の元へ歩いて行く。すると、
鏡「Aッ!」
『おっと、……危なかった』
私に気づいた鏡花ちゃんは、ぱあっと顔を明るくさせ、飛び込んで来るように抱きついてきた。
その勢いに後ろへ倒れそうになるも、踏み留まりバランスを保つ。
「……Aも心配した」
抱きつきながら、グリグリと頭を私の身体に押しつけてそう言ってくれる鏡花ちゃんが凄く可愛くて、ぎゅーっと抱きしめ返した。
『ありがとう。心配かけてごめんね』
彼女にそこまで心配させてたのかと罪悪感に苛まれると共に、そこまで想ってくれていたのだと思うと、嬉しくなった。
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ニーナ(プロフ) - ふわふわさん» ありがとうございます!返信が遅くなり、すみません。作者の都合で非常に遅くなってしまいますが、続編はしっかり完結させるまで書く予定なので、気長に待って頂けると嬉しいです!面白いと言って下さり、本っ当にありがとうございます!! (2020年11月22日 21時) (レス) id: 65a2341deb (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわ - 文ストに最近ハマり始めました!本当に面白くて好きです!続編は更新する予定ありますか?もしよければ続きが見たいです(*^^*)これからも応援しています! (2020年11月15日 18時) (レス) id: 9f6e2c3f9c (このIDを非表示/違反報告)
ニーナ(プロフ) - 恋雪さん» ありがとうございます!好きって言ってもらえて、本ッ当に嬉しいです!投稿頑張ります。これからもよろしくお願いします! (2018年8月28日 13時) (レス) id: 15bf40c898 (このIDを非表示/違反報告)
恋雪 - もう本当好きです……これからも応援してます!頑張ってください! (2018年8月27日 23時) (レス) id: 2b765a4bd4 (このIDを非表示/違反報告)
ニーナ(プロフ) - ところてんさん» ありがとうございます!投稿頑張ります。これからも見守っていて下さい! (2018年8月18日 16時) (レス) id: 15bf40c898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ニーナ | 作成日時:2018年1月2日 5時