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約束とメルヘン ページ15

大きなクマのぬいぐるみや大きな箱、赤いリボンに二つの扉。

ピンク色で、女の子の夢が詰まったようなメルヘンな空間。

そんな場所にいつの間にか立っていた。


モ「ようこそ、アンの部屋へ」


声の方へ目を向ける。

そこにはさっきカバンを持っていたモンゴメリちゃんが私と同じように立っていた。


モ「私の名前はモンゴメリ。此処は私の異能力で創った空間なの」


『……私を如何するつもり?』


モ「私は知らないわ。あの人が決めてることだもの。でも今は__」


ガッと全身に衝撃が走り、何処から現れたのか分からない大きな人形に動きを拘束される。

ピクリとも身体を動かすことができない。


モ「貴女には奥の部屋へ居てもらうわ。本当はアンと遊んでほしかったのだけど、貴女に逃げられるわけにはいかないから仕方ないわね」


モンゴメリちゃんの後ろにある別の部屋への扉が開き、其処から大量の人形の手が私めがけてやってくる。

その手を見てふっと力を抜き、一切抵抗をしないまま手に捕まれて奥の部屋へ連れて行かれる。

抵抗をしない私を見てモンゴメリちゃんが驚いていたが、その顔を見たのを最後に扉が閉まり、私は暗い部屋に閉じ込められた。

薄暗く、辺りを見渡しても何も見えない。

何か強い力で身体を拘束されており、身動きが取れない。


……そうか。なぜあの人が私をおよがせたのか今分かった気がする。


あの約束が無駄じゃないことを祈り、そして目を瞑った。


ーーーーーーーーーー


探偵社のある建造物のエレベーターが一階に到着する。

扉が開き、其処から《組合》の三人が出てくる。

其処にAの姿はない。


モ「あの娘は如何するのかしら」


フ「娘の異能力は非常に興味深い。後で見せてもらうとしよう。」


__まず一人。

動き出す魔の手→←彼の企みと私の思い



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ニーナ(プロフ) - ふわふわさん» ありがとうございます!返信が遅くなり、すみません。作者の都合で非常に遅くなってしまいますが、続編はしっかり完結させるまで書く予定なので、気長に待って頂けると嬉しいです!面白いと言って下さり、本っ当にありがとうございます!! (2020年11月22日 21時) (レス) id: 65a2341deb (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわ - 文ストに最近ハマり始めました!本当に面白くて好きです!続編は更新する予定ありますか?もしよければ続きが見たいです(*^^*)これからも応援しています! (2020年11月15日 18時) (レス) id: 9f6e2c3f9c (このIDを非表示/違反報告)
ニーナ(プロフ) - 恋雪さん» ありがとうございます!好きって言ってもらえて、本ッ当に嬉しいです!投稿頑張ります。これからもよろしくお願いします! (2018年8月28日 13時) (レス) id: 15bf40c898 (このIDを非表示/違反報告)
恋雪 - もう本当好きです……これからも応援してます!頑張ってください! (2018年8月27日 23時) (レス) id: 2b765a4bd4 (このIDを非表示/違反報告)
ニーナ(プロフ) - ところてんさん» ありがとうございます!投稿頑張ります。これからも見守っていて下さい! (2018年8月18日 16時) (レス) id: 15bf40c898 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ニーナ | 作成日時:2018年1月2日 5時

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