モブアイドル…のはずなのにどうしてこうなった？#２

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前日準備もスムーズに終わり、そして迎えた当日。誕生日会は放課後開催なので、授業が終わったら凛月くんに見つからないように、なおかつ急いで空き教室に向かわねばならない。






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…空き教室への移動もなんとかクリアした。

空き教室のドアを開けると、俺を除いた2-Bのメンツがほとんど揃っていた。中には他クラスや他学年の人もいた。とにかく沢山のサプライズを用意した。無事に成功するといいなあ。






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晃牙「よし、ようやく終わったな。じゃあデコ助、リッチーを呼んでこい。」






空き教室の飾り付けも終わり、最後の最後の任務は衣更くんに任せた。凛月くんだって、大好きな幼馴染に呼ばれた方が嬉しいだろ。

衣更くんが凛月くんを呼びに行った後、空き教室内は俺を含め、ソワソワしている奴で溢れた。









零「我輩、可愛い弟のために頑張っちゃうぞい♪」

夏目「弟さんの誕生日会に僕が呼ばれるとはネ」

司「司からのpresent喜んでくれるでしょうか」

英智「凛月くんの驚いた顔が楽しみだよ」





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晃牙「ちょ、テメーら黙れっ！デコ助から合図が来た！」






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凛月「最近ずっと俺をほったらかしにしてたくせに、急になんなの〜？」

真緒「はは、ごめんって！でも、いいから早くこっち来いよ！」









廊下から衣更くんと凛月くんの声が聞こえてきた。
その瞬間、先程まで騒がしかった教室は静まり返った。

そしてドアが開いた。







ﾊﾟﾝｯ!!

「「「「凛月/朔間くん、お誕生日おめでとう」」」」









ドアが開いた瞬間、大量のクラッカーの音が鳴り響く。
今日の主人公である彼は驚いた顔をしている。









凛月「ちょ、これなに〜？」

嵐「なに、ってわかってるくせに…。素直じゃないわねェ。いいから早く入ってきなさいよ！」

泉「そうだよ、くまくん早く入ってきなぁ」

司「今日は司がエスコートしましょう！」

レオ「おれ、リッツの誕生日ソング作ったんだぞ！」









Knightsの四人によって、凛月くんは教室の中央に来た。









晃牙「それじゃあ、リッチーの誕生日会の始まりだ！」








大神くんのその合図で誕生日会がスタートした。

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