16章 悩むお母さん ページ13
疲れた……体はそこまでだけど心が疲れた……
少し暗くなった外を見て、救急箱をそっと棚に戻す
時計を見れば短針が5時と6時の間でゆっくりと動いている
もうこんな時間……
1日中保健室にお邪魔してしまった……というか毎日リカバリーガールはこんなに大変なの？
「今日は特に怪我人が多かったんだよ
原因はハッキリしているようなものだけどねぇ……」
『そうなんですか？今日は何か特別な日だったとか？』
「(鈍感だね……この子は)まぁ、そんなもんさ」
だからこんなに大変だったんだ！
けど結構軽傷の人も多かったような……気の所為かな？
そう思いつつ私はリュックを手に取り、扉へと足を進める
『リカバリーガール、今日はお疲れ様でした！』
「ちょっと待ちな……
アンタに話がある奴がもうすぐ来るから」
『え？それって一体誰で((ガラッ
私の言葉を遮るように、音を立ててドアが勢いよく開いた
目線をその方向にやると
『……誰も居ない？』
「小柄ですまないね！目線を斜め下に向けてくれるかな？」
聞き覚えのある声に慌てて目線を下げ、膝を曲げた
『校長先生！！』
「yes！
ネズミなのか、犬なのか、熊なのか
かくしてその正体は───校長さ！」
彼は「君に話があってね！」と星の飛びそうなウインクを私に送り
近くにあった小柄な椅子へ座る
私は彼の目線に合わせるように、正座で向き合いつぶらな瞳を見つめた
「遅くなって申し訳ないね！
早速だけど話を簡単に伝えるね！睡眠が減ると毛並みの艶も出ないし！」
……校長は一体何時間睡眠を取られてるの？
そんな我ながらお馬鹿みたいな考えは、次の校長先生の一言で忘れることになる
「──────────って話があるんだ
是非君にも参加してほしいんだよ"クラシオン"」
真面目な顔で私の
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消しゴム - え！え！ここで！続きめっちゃ楽しみです！待ってます！！ (2021年11月24日 15時) (
レス) @page21 id: 2f838aeba2 (このIDを非表示/違反報告)
ユキヒメ - 続き気になります！！更新頑張ってください！！！お願いです！！ (2021年6月21日 22時) (レス) id: c9040eec38 (このIDを非表示/違反報告)
海老紅(プロフ) - 【更新停止中】ここで！？嘘だろ、、、！？とっても面白いので続きが気になってしょうがないです！更新待ってます！頑張ってください (2019年6月29日 0時) (レス) id: 9df98e5896 (このIDを非表示/違反報告)
miku(プロフ) - 続きが気になります〜！！！どうか更新お願いします！！ (2019年1月19日 7時) (レス) id: 34c8704a98 (このIDを非表示/違反報告)
彩月光 - うぇ！更新ストップ！？んー面白いのに勿体無い！ (2018年11月17日 18時) (レス) id: f45f628266 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めろんぱん | 作成日時：2018年4月14日 16時
