7章 激昴 ページ35
『へぇ……そうなんですか』
「嗚呼そうだ……驚く気持ちはわかる
…………え？」
先ほどとは一転ぽかんと口を少し開けて驚く中原さん
普通の人なら驚くかもしれないけどさぁ……
『私、ヤクザ相手に1人で闘うような人間ですよ？別に驚きませんって』
「……それもそうだな」
今の私の脳内は
"マフィア？だからどうした"
くらいである。我ながら頭おかしいなぁ！←
「……それでだ
俺達の首領が、お前に会いたいって言ってるんだよ
だから5分で着替えて行くぞ。着替えは其処の棚にあるから……」
『いや待って早いって！化粧も何も出来ないです！』
流石に偉い人の前に行くのに化粧も無しのスッピンは駄目でしょ……！
「お前は充分今で美人だから別にいいだろ？外で待ってるからな！」
そう言ってバタンとドアを閉めて中原さんは外へ出た。多分私に配慮しての事だろう
『さらっとイケメン発言するんだよなぁ……あの人』
背はないんだけど←
『着替えましたけど……一ついいですか？』
きっかり3分後、私は部屋から出てそう中原さんに問うた
これは流石にスルー出来ることじゃない……
『この洋服は誰の趣味ですか！？』
今私が着ているのは
白いシャツに黒いスカート……ここまでは良しとしよう
ス カ ー ト丈 が 何 故 か 短 い ！ ！
膝から10cm程上のスカート
いつもはロングスカートばかりの私には、ほぼ地獄に等しい
足がスースーする……せめてタイツを……ッ
「普通のサイズ用意させたんだが……」
"お前長身だからな……"とぼそっと彼が呟いたのを私は聞き逃さなかった
ごめんなさい……貴方より高身長で！！
それを云う勇気は彼の異能を知った今、存在する訳がなかった
(言ったら絶対ペチャンコにされる……)
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錐 - みたらし団子をお手洗い団子と読んでしまった・・・ｗｗ (2018年3月28日 14時) (
レス) id: 42d712d7a6 (このIDを非表示/違反報告)
硝子玉。(プロフ) - めろんぱんさん» なるほど。 (2018年3月21日 0時) (レス) id: ec7a4f0ce9 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - 硝子玉。さん» ご意見ありがとうございます！たしかに夢は浅い眠りの時ですが、夢主の異能で眠らせると"深い眠りかつ夢を見る"という設定ですので、異能力だからだと思って頂けるとありがたいです…… (2018年3月19日 17時) (レス) id: 190690f0c1 (このIDを非表示/違反報告)
硝子玉。(プロフ) - 夢を見るのは浅い眠りの時ですよ。 (2018年3月19日 16時) (レス) id: ec7a4f0ce9 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - りんずさん» ありがとうございます！ (2018年3月18日 21時) (レス) id: 190690f0c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めろんぱん | 作成日時：2018年3月12日 19時
