【刀剣乱舞】笑顔の少女はブラック本丸に行くみたいです。 (ページ49)

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49話ページ49

大和守安定side

…この審神者が沖田くんと初代に重なって固まってたら清光に声"大丈夫？"を掛けられた。

安定｢大丈夫。清光は早く布団をいて。運ぶから。｣

あまり話は聞いてなかったけど清光ならこうするかなって思って言ったらあってたみたいで"うん。"と返事をして布団の用意を始めた。

僕は審神者を運ばなきゃなって思い抱き上げると、

安定｢え…｣

軽すぎて思わず声が出た。
普通の人ってこんな軽いっけ？1番小さい短刀の子よりも軽いんじゃない？

安定｢…こんのすけ、この審神者普段何食べてんの？｣

清光がなんか言ってたけどそんなの知らない。

加州｢安定、それってどういう意味？｣

安定｢この人、異常なくらい軽い。｣

清光が食いついてきたな…。

加州｢…異常なほど？それは主が背が小さいからじゃなくて？｣

安定｢清光も持ってみればわかるよ。で、こんのすけこの人は何を食べてるの。｣

こん｢そ、それは…。｣

言い難いことなのか？

安定｢なに？言い難いことなの？｣

布団を敷き終わった清光に押し付ける様にして審神者を渡すと清光もあまりの軽さに驚いたみたいだった。

こん｢…ぼくが話して主さまへの態度を変えない、主さまが自分から話せる様になるまでこの類の話は振らない、他言無用と言う3つのことを守れるのであれば食事のことだけ話しましょう。｣

安定｢なんで食事のことだけなの？食事以外のこともあるの？｣

こん｢ぼくが主さまの話をすることで主さまが傷つきかねないのです。｣

こんのすけは清光が寝かせた審神者の隣まで行き審神者の額に前足を乗せた。

こん｢…守っていただけますか。｣

こんのすけ、疑問系になってないよ。

安定｢守るよ。｣

加州｢守るよ、主のこと知りたい。｣

こん｢わかりました。｣