今日:2 hit、昨日:67 hit、合計:577,108 hit
小｜中｜大
20話 ページ20
資料に全て目を通している内に夜が明け外が明るくなり始めていた。
｢思ってたより疲れたかも。｣
膝に乗っているこんのすけを起こさないように伸びをして、さっきまで考えない様にしていたことを考える。
｢お母さんとお父さんにどうやって話をつけたんだろう｣
清水さんは確かに話はつけているって言ってたけどどうやってつけたんだろう。
親は人一倍世間体を気にするし、いくら私が嫌いだったとしてもそう簡単なことでは許可を出さないだろう。
脅しや説得？いや、違う気がする。
｢…お金？｣
これがしっくりくる。
もしお金だとしたら？どれだけ渡されたんだろう。少なくとも親2人が一生遊べるお金レベルだろう。
｢あぁ、私売られたんだね。｣
自分は売られたんだと理解すると、とてつもない絶望感が押し寄せてきた。
私、結局愛してもらえなかったんだ。
あんなにも愛されたかったのに。
いや、違う？暴力や夜伽はあったけど私はアイサレテいた？それが家族の私へのアイだった？
頭の中がぐちゃぐちゃになる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 492人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なずな(プロフ) - あんこもちさん» あんこもちさんコメントありがとうございます！頑張って更新させて頂きます！ (2019年3月19日 17時) (
レス) id: ba3f139607 (このIDを非表示/違反報告)
あんこもち(プロフ) - 楽しみにしてます (2019年3月19日 17時) (レス) id: 1c5e807086 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なずな | 作成日時：2019年3月17日 5時
