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樹くんのLINEをブロックしてから、前以上に仕事に没頭して、モデルだけじゃなく女優のお仕事もたくさん来るようになった
ルナ「 ちょっと最近働きすぎじゃない？」
「 そう？でもありがたいことだよ 」
ルナ「 それはそうだけど、」
最近は仕事をするか、北斗に会うかしかしてない。
毎回会う度 “ 仕事おつかれさま ” ってクタクタの体をぎゅーっと抱き締められるだけで元気になれる
ルナ「 最近松村くんとよく会ってるみたいだけど、まさか付き合ってるの？」
「 ううん。仲良しなだけだよ。心配しないで 」
ルナ「 それはいいけど、週刊誌はある事ない事書かれるんだから気をつけてね？」
「 わかった 」
お互いここが頑張りどころだから、気を抜く訳にはいかないもん。
だからあの時も、お互いの気持ちを伝えた。それだけで終わったの。
付き合う とかいう考えはわたしたちの頭にはなくて、両想いだねって笑いあっただけだった。
ただ、あの後もう一度だけキスをして、北斗の目を見たら潤んだ目で “ 樹から離れて ” って。
最初は冗談だとおもってたの。でも本気だったみたい。
普段わたしのワガママばっかり聞いてくれる彼が初めて、わたしにお願いしたの。
ムリ、なんて言えなかった。
「 もしもし北斗？どうかした？」
北斗『 ううん、ただ声聞きたくなった 』
「 今日もご飯行く約束してるじゃん(笑)」
北斗『 依存って怖いな(笑)』
「 あと少しでお仕事終わるよ。もうすぐ会えるから 」
北斗『 今日雑誌の撮影だっけ？』
「 うん！」
北斗『 俺もだよ 』
「 あ、そうだったの？今日はCanCam 」
北斗『 え、俺らもCanCam 』
「 ウソ！？じゃあもしかして同じ建物にいる？」
北斗『 かもな 』
「 覗きに行っちゃおうかな〜 」
北斗『 だめ 』
「 なんでよ 」
北斗『 他のやつを好きになられたらやだもん 』
「 ならないよ(笑)」
北斗『 それに偶然の方がよくない？』
「 まあそうかもね 」
それから少しだけお喋りして、スタッフさんに呼ばれたからまた後でねって電話を切った
よし、残りちょっと頑張ろ。
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ハル(プロフ) - Twitterの方、フォローさせて頂きました！1人目になれて嬉しいです！更新楽しみにしています！！ (2019年8月14日 23時) (
レス) id: a070df98c4 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - めっちゃ面白いです！この先のお話も楽しみにしてます! (2019年8月5日 6時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：李苺
| 作成日時：2019年8月3日 21時
