11話 ページ11
小「えっ！
白井ちゃんも大学2年生！？」
A「そう言う小瀧さんも？」
仕分けが終わって…
私は小瀧さんと分担して、受付の業務をしていた。
今日は昨日より集荷のお客様が来なくて、
やらなくてはならない業務を終えたら暇と化した。
私たちは一応判子押しとかして手を動かしながら、
自分たちのことを話していた。
小瀧さんは私と同級生。違う大学だけどね。
どうやら、ご近所さんらしい。
小「えー、同級生ならタメがいいなー。」
A「慣れたら…ですかね。
私、先輩の前だと、敬語なかなか抜けなくて。」
小「タメなのに？」
A「小瀧さんの方がここでは2週間ほど先輩じゃないですか。
なので、小瀧さんは気軽にタメで話していいですよ。」
小「えー、なんか距離感じちゃう。」
小瀧さんは拗ねた表情をしてたけど、
私としてはこればかりはどうにもならない。
例え1日違いでも先輩は先輩。
そう考えると、気軽に敬語を抜くことができないタチなのだ。
心の中では何故かタメでいけるんだけどね。(笑)
けど、気持ちを切り替えたのか、話題を変えてきた。
話題はこのセンターの社員さんの話。
誰が1番優しいとか、面白いとか…。
そして、やっぱり小瀧さんの口からもあの人が話題に上る。
小「ここにおるの、2週間になるけど、
未だに生態を掴めてへんのが、Dコースの桐山さんやねん。」
A「生態って…(笑)」
小「あの人、ほんまに能面みたいに表情変えんねん。
しかも、なんかブツブツ独り言とか言うし。
俺、相手の懐に入るの得意やねんけど、
桐山さんに対してはなんか怖くて近づけへん…。」
やっぱり…、小瀧さんもそう思ってたんだね。
？「神ちゃんは？」
A・小「「えっ！？」」
後ろからかかった声に思わずビクつく。
だって、この声…。
話中に上がってた、桐山さんなんだもん…。
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あきおーはま(プロフ) - おずさん» お読み頂きましてありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです。拙い作品ですが、更新頑張りますので、よろしくお願い致します。 (2019年10月10日 20時) (
レス) id: 78e54553dd (このIDを非表示/違反報告)
おず(プロフ) - めちゃくちゃキュンキュンきて癒されます！更新楽しみにしています。 (2019年10月10日 20時) (レス) id: bc6c17b8f8 (このIDを非表示/違反報告)
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