055 YG ページ5
_____ ユンギ
ジニヒョンの部屋から出て軽い彼女を抱えながら
エレベーターに乗り込み、少し肌寒い外へ向かう
『……ほれ、綺麗だろ』
そこから見えるのは、輝く海とその向こうにある山
それを嬉しそうに見るユンの横顔は可愛いと感じさせる
｢…綺麗。ユンギさんがこんなことするなんて
明日は雨か、雪か、それとも台風ですかね？｣
『…ったく、変わらず憎たらしい女だな』
ユンをここに連れてきた意味は、ない。だが
ふとした時に見せる表情は、暗くて寂しそうで
時折感じさせる彼女の冷酷さもそこに関係
しているだろうと俺は踏んでいる
かと言って、別に踏み込んで聞く気もねぇし
聞いた所で俺が出来ることなんてわからねぇ…
それなら何も聞かずにそっとしておいてやるのも
上司としての最大の役目だと思った
｢ユンギさん………ありがとうございます｣
屋上の柵に体重を預けながら、痛めた右手を
さする彼女の顔は、やはり暗い。だけど、
少し見せた笑顔。それだけでこうして良かったと
自分の行動を褒めたくなる
『俺は、お前が刑事としての役割を果たして
少しでも涙を流すやつが少なくなるように
最善を尽くしてくれるのを信じてる』
｢はい。……警察官として恥じない行動を心がけます｣
そう言いきった彼女の頭を軽く叩いてやり、
ジニヒョンの部屋へと歩みを進める
部屋について、ジミナのソファーの下で薄い
ブランケットを敷き始める彼女。
『…寒くなったり背中痛くなったら、こっち来いよ』
意識を手放しそうになった時に、横にモゾモゾ
とした感覚があったのは気づかないフリをしてやろう。
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ぽきぽき(プロフ) - きむよじんさん» 嬉しいお言葉に感謝感激です(；_；)。本当にありがとうございます。胸がいっぱいです♪無理せず頑張って更新させていただきます♪本当にありがとうございます♪ (2018年8月15日 10時) (
レス) id: 694c475037 (このIDを非表示/違反報告)
きむよじん(プロフ) - お子さんがいらっしゃったとは…！さぞかし美人なお母さまと可愛いお子様なのでしょう…たくさん更新してくれて嬉しいですが無理はなさらず頑張ってください！これからの展開を楽しみにしています！ (2018年8月15日 8時) (レス) id: 41a3e2591b (このIDを非表示/違反報告)
ぽきぽき(プロフ) - まこさん» ありがとうございます(><)励みに頑張って更新しますね♪ (2018年8月15日 0時) (レス) id: 694c475037 (このIDを非表示/違反報告)
ぽきぽき(プロフ) - りんこさん» ありがとうございます(；_；)励みにして頑張ります♪ (2018年8月15日 0時) (レス) id: 694c475037 (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - お子さんいらっしゃったんですね！初めて知りました！りんこ↓さんのおっしゃる通り、無理しないで下さいね！応援してます！ (2018年8月15日 0時) (レス) id: c5b40d6694 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽむ | 作成日時：2018年8月4日 1時
