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決裂3 ページ41

『あぁ。一虎、これは場地の信仰を試してんだろ?東卍から芭流覇羅に宗旨替えするならかなりの覚悟が必要だ。だから場地の1番の腹心である、壱番隊副隊長の松野千冬をあいつに殴らせてるんだろ?』

一「Aの言う通りだよ。神を裏切るなら信じる絵を踏まねぇとなァ。」

『(場地・・・。)』

場地は殴るのをやめ、半間に話しかけた。

場「どうよ、これで認めるだろ?半間クン。オレの芭流覇羅入り。」

「スゲーなオマエ、ソイツずっとそばにいた奴だろ?」

「よくそこまでできるね?」

芭流覇羅の奴らは場地のことを気に入った様子だった。

場「説教聞きに来たんじゃねぇゾ。」

半「一虎ぁ!!」

一「ハーイ」

半「用意できた?」

『(用意ってなんだ?)』

一「うん、コイツが」

タ「『え?』」

どういう事だ?タケミっちを連れてきた理由はなんだ・・・。

一「花垣タケミチ、東卍の新メンバー。」

『!オイ一虎、どういう事だ。』

一「オマエは黙ってろ。」

『っ、クソが。』

半「へー、オマエが花垣?前に出ろ!」

『オイ!!タケミっちに何するつもりだ!』

半「Aはちょっと黙っててね♡」

『・・・。』

タケミっちと場地は目が合った。

場「この前の・・・殺されに来たのか?」

すると半間が上にたち叫んだ。

半「これより証人尋問を始める!!」

『なるほどな。タケミっちが証人ってことか。』

一「やっぱりAは頭が切れるね〜。」

『うるせぇーよ。』

半「東卍の創設メンバーで壱番隊の隊長、場地圭介!コイツが「東卍を捨てて芭流覇羅に入りたい」と言っている。」

すると周りがざわめき始めた。

そりゃそうだ、東卍の幹部の人間が芭流覇羅に入れば戦力が上がる。アイツらからすれば好都合だ。

半「そう!これはドでけぇ案件だ!場地の入隊は東卍潰しの大きな戦力になる。その前に一つ疑問がある。」

半間、少し疑ってんな。

半「こいつは東卍のスパイかもしれねぇ!!」

場「・・・」

半「そこで一虎に証人を用意してもらった!」

タ「!」

半「これより証人喚問を始める!!」

やっぱりか、やられた。一虎は始めからこれが目当てだったのか。

半「花垣タケミチ!」

タ「は、はい。」

半「ここにいる場地は東卍の集会でみんなの前で何を話した?」

タ「・・・えっと、「芭流覇羅に行く、東卍は敵だ」って、そう言ってました。」

半「・・・」

半「一虎ぁどう思う?」

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琥珀(プロフ) - ニャオさん» ありがとうごさいます!!すごく嬉しいです!毎日夜になりますが更新しているのでこれからも楽しんでいただけるような作品を作っていきます! (2021年10月12日 17時) (レス) id: 0ea306725b (このIDを非表示/違反報告)
ニャオ - 続き楽しみに待ってます!面白かったです! (2021年10月12日 17時) (レス) @page28 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琥珀 | 作成日時:2021年9月25日 20時

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