決裂1 ページ39
オレは場地と別れて神社に戻るため、元の道を歩いた。
神社に戻るとそこにはもう誰もいなかった。
『流石にもう誰もいねーか、ん？』
目を凝らしてみると、誰かがしゃがんで何かを見ていた。近寄ってみるとそれはタケミっちだった。
『タケミっち！』
タ｢うわぁ!!びっくりしましたよ！｣
『ごめんごめん(笑)』
タ｢もう、｣
『てゆーかお前なにみてんの？』
タ｢あっ、そうだ！これ落ちてて誰のかわからなくて、｣
『！それって、ここに落ちてたのか、？』
タ｢？はい。これって創設メンバーの写真ですよね？｣
『マイキーに聞いたのか。そうだよ。2年前の結成時の写真だ。』
オレは久しぶりにこの写真を見た。
『(一虎･･･。)』
タ｢あの、この場地君の隣にいる人って誰なんですか？｣
『んぁ？あぁ、まぁー色々あって今はそいついねぇーんだよ。』
タ｢そうなんですね、なんかすみません。｣
『別にタケミっちが謝ることじゃねーよ！気にすんな！』
タ｢はい！｣
『それお前が持っててよ。見つけるまでさ！』
タ｢わかりました！｣
『よし！帰るぞ』
俺たちはそのまま別れて帰った。
オレは家に帰っても場地と一虎のことばかり考えていた。
『一虎･･･、またオレたちと一緒にいようぜ。仲間だろ、』
オレは深く考えるのをやめて、今日はすぐに眠りについた。
次の日、放課後にタケミっちに話があったため教室に行くと、溝中メンバーがいた。
『よっ！オマエらほんと仲良しだな(笑)』
溝中｢A君！｣
『なんの話ししてんだ？』
アっくん｢武道、場地君を連れ戻さないとマイキー君に殺されるらしいです。｣
『は？何それ、タケミっちどういうこと？』
タ｢いや、昨日Aくんが来る前にマイキー君と話してて、場地君を連れ戻して欲しいって頼まれて、オレもマイキー君に稀咲を東卍から外して欲しいって頼んだんです。｣
『なるほどね、てかタケミっちって稀咲が敵ってわかってんだ。』
タ｢えっ!?いやまぁーアイツはヤバいやつだと思ったので･･･。｣
『そっか、俺も手伝うよ！』
タ｢えっ!?ほんとですか！｣
『オレも場地には帰ってきて欲しいし、』
そんな会話を溝中メンバーたちと話していると、教室のドアがから誰かが入ってきた。
？｢あれ？｣
『！･･･一虎。』
一｢あぁー！Aだ！久しぶり〜！｣
そう言って一虎はオレに抱きついてきた。
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琥珀(プロフ) - ニャオさん» ありがとうごさいます!!すごく嬉しいです！毎日夜になりますが更新しているのでこれからも楽しんでいただけるような作品を作っていきます！ (2021年10月12日 17時) (
レス) id: 0ea306725b (このIDを非表示/違反報告)
ニャオ - 続き楽しみに待ってます！面白かったです！ (2021年10月12日 17時) (レス) @page28 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀 | 作成日時：2021年9月25日 20時
