第2話 ページ2
「しんにゅーぶいんを紹介します！！」
両手のひらをキラキラさせて、「じゃーん！」と私を教室に引き摺り込むシャオロン。
放課後であっても鳴りを潜めないその元気に押されながらも、私は教室に入った。
「おー、ようやったシャオロン。また仲間が増えたな………って女の子ォ！？」
「DTが騒いどんなww
あー、お前がシャオロンの言うてたA？ってやつ？歓迎すんで！！」
「新入部員か、ええやんか。よろしくな」
……‥なんですか、ここは。イケメンしかいないが。
3人の男の子がこちらを見ていた。
『うあ、え、えぇと……』
キョドる私にもお構いなしに、シャオロンが自分の隣の席をすすめてくれた。
すると、なんだか王者の風格がある金髪の子が言う。
「では先ず自己紹介だな。
俺はグルッペンだ。文芸部の部長をしている、宜しく頼む」
『あ、はい！グルッペンさんですね！』
「あぁっと、俺はロボロ！こん中では一人だけ一年やけど、ナメんといてな？」
『うおっ、わ、わかりました……！』
「で、俺がコネシマや！読書まぁまぁ好きやで！シャオロンから色々聞いとるで」
『は、はい！』
「俺シャオロン！！俺シャオロン！！！」
『知ってる。
えっと、私はAです、シャオロンの薦めで文芸部に来ました……けど、私は別に入部すると決めたわけでは……』
「えっ」
「なっ……」
「………」
『…ないけど入ることにしました！！！』
4人が急に失望したような目になったので、慌てて弁解する。
けど、場の空気に流されないほうがよかったかもしれない……。
「！！もう、急に何を言い出すんやまったく……ちょっとびっくりしたやんか」
「せやぞ！文芸部は楽しいで？辞めるなんて言わんでな！」
「宜しく頼むゾ」
にこにこしだす3人。
私の文芸部ライフは、もう既に決定してしまったようだった。
……でもまぁ、いいか。運が良ければみんなと仲良くなれるかも知れないし。
わくわくする気持ちを抱えて、私も微笑み返した。
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774号（現在稼働中）(プロフ) - なべるさん» 6Laz5YWD44Gr5q275L2T44GM56mN44G/5LiK44GM44KLDQrjgZ3jgozjga/mrovmqZ/jga7nhKHj gY/jgarjgonjgarjgYTjgrLjg7zjg6Djga7jgojjgYbjgaoNCuOBrOOCi+OBhOe1tuacmw== (10月17日 22時) (
レス) id: a4d1e34ed0 (このIDを非表示/違反報告)
774号（現在稼働中）(プロフ) - なべるさん» 閲覧、コメントありがとうございます！！暗号解読お疲れ様でした。base64………救われませんね………。 (10月17日 22時) (レス) @page26 id: a4d1e34ed0 (このIDを非表示/違反報告)
なべる(プロフ) - 6Kqt44G/55u044GZ5bqm44Gr44K344Oj44Kq44Gh44KD44KT44KS772k5Ye644Gm44GP44KL55qG44KS772k5L2V5Zue44KC772k5L2V5Zue44KC5L2V5Zue44KC5L2V5Zue44KC5L2V5Zue44KC772k5q6644GX44Gm44GX44G+44GG5rCX44GM44GX44Gm772h (10月17日 21時) (レス) id: c17e2361a4 (このIDを非表示/違反報告)
なべる(プロフ) - 暗号全部解読して読ませて頂きました…神はここにいたのか…何回でも読み直したくなるけど､読み直したらｳｯ…base64…ｳｯ (10月17日 21時) (レス) id: c17e2361a4 (このIDを非表示/違反報告)
774号（現在稼働中）(プロフ) - びびさん» 閲覧・コメントありがとうございます！楽しんで読んでいただけてとっても嬉しいです！！最後の空白部分、結構凝ったので気づいていただけて良かったです！ (10月9日 23時) (レス) id: fbc9f30883 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：774号（現在稼働中） | 作者ホームページ：No.
作成日時：2022年9月5日 0時
