Time Capsule 2.［続編&番外編集］ (ページ12)

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__20. ページ12

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『ただいま…』

「おかえり！」

元気に迎え入れてくれるソクジンさん。

その顔を見た瞬間たまらなく泣きたくなった。

JN「Aちゃん？！」

『…っ……ソクジンさんっ…大好きです…っ…』

JN「今日は甘えん坊さんなの？笑」

柔らかくて暖かくて、ずっとずっと愛おしいソクジンさんに思わず抱きついた。

JN「Aちゃんの甘々モード久しぶりだぁー」

『部長にあんな恥ずかしい事言ったんですってね…』

JN「えっ、」

『…ありがとうございます……』

こんなにこんなに私を愛してくれるソクジンさんのお嫁さんになれてほんとに幸せだと思った今日1日だった。

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────あれから一年半。

「お！大きくなったね？！」

『おかげさまで笑』

「いやぁー。ゆっくり休んでよね。明日からやっと休暇貰うって聞いたけど頑張り過ぎじゃない？」

『大丈夫、なんだかんだいって仕事好きだし。』

オフィスですれ違ったホソクくん。しばらくの間見てなかったけど相変わらず仕事頑張ってる。

HS「俺に子供見せてよね？」

『もちろん』

HS「無理し過ぎないでよ、じゃあね、」

『ホソクくんもね。うん、お疲れ様』

ありがたい事に子供を授かって、丁度4ヶ月くらい。つわりが思ったより酷く無かったから仕事も続けられた。

お腹が膨らみ始めて、触るともぞもぞ動いてるところとか、新しい命を直に感じてドキドキする。

JN「Aちゃん！！大丈夫？」

『うん、大丈夫。わざわざ迎えに来てくれてありがとう。』

JN「当たり前でしょ！雨で濡らすわけにはいかないし。

トマトスープ作ったから早く帰って暖まろ？」

『私の大好きなやつだ！』

ソクジンさんは料理が上手だから、私が妊娠して仕事でいっぱいいっぱいになった今、作ってもらえるのが本当に助かってる。

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