あなたと私は同じで違う (ページ39)

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勝負!? いいえ、稽古です 2 ページ39

ネモフィイside

コウメに、挑戦することが出来る。
頑張ろう！
"アイス・ルーム"

あたりが氷の部屋に包まれた。
ﾈﾓ「寒くはないんだね」
ｺｳﾒ「寒いの苦手ですから」
ﾈﾓ「そうなの？いい事聞いちゃった！」

"スピア・アイス"

私は槍を出す。
もちろんこれはただの槍ではない。
氷をまとっている槍だ。
ﾈﾓ「コウメ、もうあなたには負けないからっ」
刺そうとすると、それをひょいっと避けられた。
ｺｳﾒ「そんな攻撃ききませんよ、ネモフィイ様」

"狐火"

コウメがそう唱えると、辺りには小さな火の玉がポッポッポッと現われる。
まるで周りの人の侵入を防ぐように。

ｺｳﾒ「私たちの邪魔はしないでくださいね？」
冷たい視線。
おー怖。

ﾈﾓ「ねね、これは耐えれるかな？」

"スノーマジック"

そう言うと、雪がしんしんと震ってきた。
ﾈﾓ「視界もあんまり見えないし便利よね？」
ｺｳﾒ「そうですね、寒くはないですけど」
ﾈﾓ「強がりは、ダメだよ？」

ｺｳﾒ「ヤバいですね、負けそうです」
そう言うと、一瞬で深紅の狐になっていた。
ﾈﾓ「うわぁ、本気出していい？」
コウメはふふっと笑って
ｺｳﾒ「お好きに、」
といった。

相当余裕がありそうだ。