あなたと私は同じで違う (ページ31)

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宴の次の日ページ31

『海軍だ～！』
宴の次の日の静かな朝は、船員のこの一言で、豹変した。
何しろ、酔っ払って動けるものも少ないし、隊長たちも寝ている。
『俺、隊長とか、Aとか読んでくるよ』
ｺｳﾒ「その必要はございませんわ」
船員たちが振り向くと、怒り狂っているコウメの姿があった。
『コウメ、、さん？』

時が遡り、コウメside
コウメは、Aを見張っていた。
Aは、酒に酔うと誰彼構わずハグする癖がある。それと、夜中に出歩くくせが。
そのため、私がみはってる。
色々と起こされちゃ面倒だし。
うーん、少しウトウトしてきた。A様が、ウロウロする、時間はすぎたし寝てもいいかな。
寝起き、見られるのは隊長様たちか、A様、ネモフィイ様がいいし。

元に戻って、

ｺｳﾒ「私、赤の他人に寝起きを邪魔されるのがﾀﾋぬほど嫌なんですの」
それもそのはず、いつも、綺麗な着物を着こなしているコウメは、イゾウのように胸元が大きく空いていたり、足が大きく見えている。
その上、狐との半獣系になっている。
しかも、口調も違うし、
こんなに怒り狂った、コウメを船員たちは怯えて見ていた。
ｺｳﾒ「私が全て倒してもようござんすか？」
『は、はい、』
ｺｳﾒ「では、失礼して」
1隻、2隻、3隻

コウメは、ひょいと海軍の軍艦に飛び乗った。