アイノカタチ【青】

＊22＊ ページ23

♡ Aside

ころんくんからの ×× を貰ってから数日








なんとこれといって全く進展がない。



もしかして冗談だった？それとも夢？


考えれば考えるほど分からなくなり頭を抱える


『もしや私の気持ちに気づいてない…？』





…絶対そうじゃん、！



ころんくん鈍感で有名だし。



『もう、どうやったら気づいてくれるの？』


とクッションをぽこぽこ叩く




でもあの ×× は本物だった



はず。




暖かくて、心も体も彼いっぱいの瞬間


『そういえばチョコなんかよりAのこと食べたいって…』



んぇ？！どーゆーこと、？もしかしてあれって告白なの？！

いや、自意識過剰はよくない。

落ち着け私、あのころんくんが私に告白するわけないよ

大体ころんくん可愛い子しか興味無いって聞いたし。



私なんてなんの取り柄もないし顔だって可愛くないし、性格だって…



もう、私って本当になんにも出来ない



考え出したらキリがないくらい自分の悪い所が出てくる反面、いい所なんて1つも見当たらない


それに比べて我らがころんくん


顔も良し、性格も良し、スポーツもできるしモテモテだし。


『はあ、』






…ちょっとこの恋を叶えるにはだいぶ無理があるかな









不釣り合いすぎるね、私達

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