No.221 ページ36
私が呑気にそんなことを言いながらウボォーさんに視線を戻すと、
ドンっっ！！！ド派手な音がして
ウボォーさんを炎が包んだ
ソラ「わっ！何あれ？」
シャル「対戦車用のバズーカだってさ」
ソラ「うへぇ、生身の人間なら木っ端微塵だよお」
しかし、そこは流石ウボォーさんである
黙々と立ち上がる煙の中から
すこし足を開き踏ん張り、右手を出すウボォーさん
ウボォー「さすがにかなり痛てぇな」
あれが少し痛いだけとか絶対人間じゃない
絶対正気じゃない
そんな怪物じみたウボォーさんに
戦意をそがれたらしい黒服達は
いかつい顔を真っ青にさせて逃げ惑いはじめる
ウボォー「はっ、一人も逃がさねぇーよ」
その言葉通りにウボォーさんは逃げる黒服を後ろから捕まえては振り回し、
周りの黒服も一緒に片付けていく
ソラ「おー、減る減る」
ただ人数が多いだけのさほど面白くもない惨殺を見飽きたのか
私、フェイ兄、ノブナガを除いた4人は
ダウトをし始めた
アジトからトランプを持ってきたのはシャルさんらしい
シャル「ソラもする？」
ソラ「うんん、私は遠慮しとく！」
私はこのダウトというゲームはとことん弱い
幼い頃から私を知っている蜘蛛のみんなには少しの癖でも見分けられてしまうからだ
しかし、シャルさんはなぜ自分でトランプを始めてダウトをするのだろうか？
シャル「5」
マチ「ダウト」
シャル「くっそー」
そこそこいっぱいに積まれたトランプをシャルさんは自分の手札に加える
そう、シャルさんはダウトがくそ弱いのだ
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taiouo2000(プロフ) - 最高です…続き気になります。頑張ってください。 (2018年6月20日 21時) (
レス) id: 3ace49f0fa (このIDを非表示/違反報告)
冷やしラーメン - 初めまして、冷やしラーメンと申します、この作品をいつも拝読させて頂いています！続き楽しみにしています、応援しています！頑張って下さい！ (2018年2月10日 0時) (レス) id: a1e25d9f5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nana | 作成日時：2018年1月1日 19時
