14話 黒 ページ14
「…ほう、ネズミが一匹紛れ込んだようだ。
まさか、知り合いか？」
シルフカンパニーの2階。
ロケット団三幹部のキョウと戦っていたグリーンはベトベターに羽交い締めにされていた
そんな中、キョウの腕に止まるゴルバットに映し出されたのはいつかの情報屋と名乗る子供だった
(あいつ…！)
ベトベターに口元も覆われ、声どころか息もしにくい状態だったが、グリーンはキョウの言葉に一瞬目を見開いた
「…こいつは運が悪かったな」
それだけを言うとキョウは再びグリーンの方へと意識を向けた
(運が悪い…だと…？)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その部屋には中央に大きな机があった
社長の部屋だろう、その机の後ろには
こちらに背中を向けて座っている1人の男がいた
『わお。私の相手はあんたですか…』
「…なにも知らないという訳ではなさそうだな」
その男は私が部屋に入ってから1度もこちらに顔を向けないが
私だから知ってる
この人は、
『そりゃあね、情報屋ですから』
「…噂で聞いていたがまさかお前のような奴だったとはな。俺の情報はどこで手に入れた」
『もちろん、企業秘密に決まってるだろ
ロケット団のボス。そしてトキワのジムリーダー。
サカキさん？』
「…そこまでとはな」
サカキはこちらを振り向くと同時にボールに手をかけた
『Ｋ！【ヘドロばくだん】！』
「ニドクイン、【いわなだれ】」
出てきたのはニドクイン
そしてＫの放った【ヘドロばくだん】は命中したが
ニドクインはくらった様子もなく【いわなだれ】の技を繰り出してきた
上から降ってくる岩石に得意のスピードで躱すが翼に掠ってしまう。
『Ｋ！空中を飛び回って錯乱！！』
「ニドクイン【ひっかく】で止めろ！」
ニドクインが両手を振り回し、Ｋを襲う
『飛びながら【わるだくみ】からの【あくのはどう】！』
わるだくみ、特攻を2段階あげる技だ
でもこの技はサカキは知らない
「…それは技なのか？」
『その情報は勝てたら売ってあげる』
確かに、技と言い難い技だよな
でも今の所私が戦いを押してる
「ほう、実力はあるようだな。
我がロケット団の手駒に収めたいところだ
【ばかぢから】」
そう油断していたから当たってしまった
ばかぢからの技を急所に受けてしまったＫは反対の壁に吹っ飛ぶ
『Ｋ？！』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きぃ(プロフ) - 更新待っています！ (2022年8月4日 3時) (
レス) id: c9bcaef35f (このIDを非表示/違反報告)
あ - 続きを待っています… (2021年10月22日 21時) (レス) @page27 id: c9bcaef35f (このIDを非表示/違反報告)
すのー(プロフ) - ポケスペの世界というのが他の小説と違って珍しさもあり、面白かったです！応援してます！ (2020年5月12日 0時) (レス) id: c10bcfcc69 (このIDを非表示/違反報告)
books - あ、追伸。ミュウツー様は神々しかったです。今、思い出しただけでも涙が……。 (2020年4月5日 0時) (レス) id: e463963ad8 (このIDを非表示/違反報告)
books - お久しぶりデーズ。ここ一ヶ月全然更新してなかったbooksです！ココ、観に行きますよねー！あれですよ。セレビィの色違いが欲しい。準伝とか、幻とか中々手に入らないじゃないですか！めっちゃ楽しみなんですよね！あ、あと更新頑張って下さい！また来ようと思います！ (2020年4月5日 0時) (レス) id: e463963ad8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サワシロライム | 作成日時：2019年7月3日 23時
