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、
ーー鏡舎
エース以外にも他の寮生らが、頭にイソギンチャクを生やし、次々に同じ鏡をくぐっていった
ユウたちは鏡の前に立つ
鮮やかなヒトデや貝で飾られた鏡
この寮はーーオクタヴィネル
「うわぁ！水の中に寮がある！」
鏡を通って出れば、
そこには巻貝の城のような建物が佇む
「マジかよ！すげぇな、ナイトレイブンカレッジって！」
とジャックも喜んでいる
ナミも手をパチパチし、称えた
「…ゴホン。仮にも別の寮の縄張りに入るんだ。浮かれてねぇで用心しろよ」
ジャックははしゃいでしまいそうになる自分に蓋をしめ、何気なくユウたちにアドバイスする
縄張り、と例えるところが
いかにもサバナクローの寮生らしかった
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、
まるでここは水族館
「ガラス張りの廊下とかいかにも水族館のなんちゃらトンネルだよね」とユウが思い出している
そしてユウたち御一行は“モストロ・ラウンジ”に着いた。おしゃれなレストランのような雰囲気の場所だ。奥にはバーがある
頭にイソギンチャクをつけた生徒がたくさんいた。ざっと200人
「エースたちはどこへ行った？」
ジャックが目で探し始めようとすると、いきなり電気が消え、真ん中にだけ明かりがつく
「これはこれは。成績優秀者上位50名からあぶれた哀れなみなさん。ようこそ『モストロ・ラウンジへ』」
そのライトの下に現れた銀髪で眼鏡をかけた彼こそ、このラウンジのオーナー。アズール・アーシェングロットだった
「……」
ナミはアズールが出てきて驚く
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作者名：真灯 x他1人 | 作成日時：2022年12月5日 18時
