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 選手達が中央に並ぶ




「ナミをボッコボコにする時が来て、わしは嬉しいわい!」


 ナミの向かいにいるリリアはめちゃくちゃ笑顔だった
「ボッコボコ?」と隣にいるエースが「へ?」みたいな顔をする




「手加減はするなよ、ナミ」


 マレウスはナミに握手を求めた
 ナミも手を握り返す
「あ、あのーマレウスくんは手加減してくれますよね…?」とラギーが焦りながら問う




「ナミにはしてしまうかもな。けれど、キングスカラー。お前に手加減をするつもりはない」


 ピリッとした空気が流れる
 マレウスはレオナを見つめていた
 ナミが首に巻いている包帯の意味を理解しているからだ。マレウスのお気に入りにマーキングなど許されない




「けっ…当たり前だ。テメェには負けらんねぇ」


 レオナは苛立った声で返事をした
















ーー試合開始


 先行はディアソムニア
 シルバーが箒を使い、ディスクを相手チームのエリアまで運んで行った

 打って変わってナミは前線へ
 箒には乗らず、手に箒を持って走っていった
 先を見透かしている




「しまっ…!?」


 レオナがディスクを奪う
「さすがッス!」とラギーが喜んだ




「ナミ!」

 
 ディスクはレオナの魔法でナミのもとまで飛んでいく
 ナミは魔法でそれを受け止めーー




「そうはさせない」


 すぐ後ろにマレウスが現れた。一瞬だ




「このまま抱き締めてしまいたいが、魔法での攻撃しかできないのが残念だ」


 マレウスは魔法をナミにふるった
 



「なっ…!?」


 しかし、ナミも魔法ですでに防御を固めていた
 マレウスの魔法を弾き、すかさず箒に乗る
 ゴールへと飛んでいく




「はやい…!」


 デュースはナミの箒捌きに驚いていた

 


「ナミ!背中に気をつけるんじゃぞい!!」


 その後ろをリリアが箒で追いかける
 豪速球で飛んできた
 魔法をナミに放つ
 ナミはそれを身に受け、箒から落ちーー




「なぬっ!?」


 落ちた瞬間、地面に風魔法を放ち、
 風圧で飛び跳ねた
 また箒に飛び乗り、空を駆ける




「何あの技!?」
 
 
 エースが見たこともない技に驚愕した




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にんじん(プロフ) - めちゃくちゃ好きな展開です!! (6月29日 17時) (レス) id: fa066f41d7 (このIDを非表示/違反報告)
なみ2(プロフ) - 箱さん» きゃっ(*≧∀≦*) (2022年12月4日 22時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
- 私もでーす( 〃▽〃) (2022年12月4日 19時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
なみ2(プロフ) - 箱さん» マジ?なんか今回、自信なくて…迷ってたけど、そうおっしゃってもらえて安心しました!コメありがとうございます!愛してるー!(謎) (2022年12月4日 18時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
- どうしてだ、どうしてだ❗、どうしでこんなにも好きなてんかいなんだ約(ありがとうございます) (2022年12月4日 17時) (レス) @page44 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:真灯 | 作成日時:2022年11月27日 21時

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