【ツイステ】7つの寮ともうひとつの寮の長【荒野の反逆者2】

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「とにかく、犯人が使ったのは相手の行動を制御できるような魔法だと思う」


　ジャミルの情報で、事件の真相が大きく揺れ動く
　



「人を操れる魔法…」


　グリムはその魔法が使える人を知っているようだ
　ナミはきゅっ、と唇を噛んだ
　ナミもその魔法に見覚えがあったからだ
　バレることを恐れているーー




「ハッ！デラックスメンチカツサンド！」


　グリムはハッ、となって気づいた
　記憶が過ぎる
　そう…それは食堂であったーー




「ああ”〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！！！」


　グリムの叫び声にみんな、驚いた
「なんだ！？急に大声出して」とカリムでさえドギマギ




「オ、オレ様知ってるんだゾ！そのユニーク魔法、使うヤツ！」


「犯人はラギー・ブッチだ！！」


　グリムとユウはうんうん！と意気込んだ
　ケイトはその名前を聞いて、目を丸くする




「ラギーって、サバナクロー寮の？」


「捕まえて話を聞き出そう」


　リドルは冷静に次の指令を出す




「ナミ、確かラギーと仲が良かったよね？彼、何組か教えて」


　リドルはナミを見つめた
　ナミは胸の前で拳を握り、
　視線を右下に下げた
　いつものように手を動かして教えたりしない…
「ナミ…？」とリドルが不信に思う




「まさか、友達だからって犯人の盾になるつもりじゃないよね？」


　鋭い目つきでナミを見つめるリドル
　リドルの視線がナミの冷や汗をなぞる



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