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、
「……」
ナミは地べたで眠っているレオナのもとへ
這いつくばって向かった
ラギーが急いで駆けつけてくれて
肩を貸してくれる
「本当はレオナさんのところに行かせたくないんスけどね」
ラギーの横顔は拗ねていた
だが、命を落としそうな大切な女の子の願いだ。ラギーは最後までナミに優しくしていたかった
「！…まってくださいッス…」
歩いていて一瞬、違和感に気づくラギー
すでにナミの片足は砂に変貌し、
形が保たれていなかった
ナミの背中から亀裂が入る音さえも聞き取る
「…はい。あとは好きにしててくださいッス」
レオナのもとへナミを運んだラギーは
そっとその場から離れた
泣きそうになりやがらも
誰もがレオナとナミを見守る
「…よか…た…」
ナミは姿がもとに戻ったレオナを見て、
ほっと息をついた
レオナの横に寝っ転がる
「はぁ…」
ナミは戻ってきた青空を見つめた
それはどこまでもあったかかった
、
、
、
「ん…」
しばらくしてレオナの意識が戻った
彼はゆっくり起き上がった
いつもと変わらない青空をポー、と見上げた
「…ナミ…？」
それから隣で寝ているナミも…
変わらない
植物園のときと同じでーーー
「ナミ…？ハッ…！ナミ！！」
レオナは必死にナミの肩を揺らした
ひとつだけ違う
彼女が目を覚さない
体から砂が溢れていく
「嘘だ…」
レオナはそれが自分のユニーク魔法によって起こされたことだと気づき、絶句した
「そん…な…」
表情を歪める
震える手でナミの腕に触れた
するとナミの腕が砕け落ちる
その姿にレオナは頭が真っ白になった
、
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にんじん(プロフ) - めちゃくちゃ好きな展開です!! (6月29日 17時) (
レス) id: fa066f41d7 (このIDを非表示/違反報告)
なみ2(プロフ) - 箱さん» きゃっ(*≧∀≦*) (2022年12月4日 22時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
箱 - 私もでーす( 〃▽〃) (2022年12月4日 19時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
なみ2(プロフ) - 箱さん» マジ？なんか今回、自信なくて…迷ってたけど、そうおっしゃってもらえて安心しました！コメありがとうございます！愛してるー！（謎） (2022年12月4日 18時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
箱 - どうしてだ、どうしてだ❗、どうしでこんなにも好きなてんかいなんだ約(ありがとうございます) (2022年12月4日 17時) (レス) @page44 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真灯 | 作成日時：2022年11月27日 21時
