お疲れのようなので ページ37
ジャ「どうしてこうなるんだ…」
「まーまー、落ち着いて。お茶とか飲む？今ならオレのお手製ブレンド淹れたげるよ？」
ジャ「はぁ…客人に茶を淹れさせるわけにはいかないだろう。俺が淹れる」
「あれ、そうなの？じゃあお茶菓子…はないからミントキャンディーあげんね」
ジャ「いやいらな…おい、ポケットに捩じ込むんじゃない！」
お疲れのようなので三本あげたよ。
嘘です。これマジで美味しいから食べてほしいっていう下心しかないです。
「わ、いい匂いする。これなんのお茶？」
ジャ「熱砂の国でよく飲まれてるものだ。…気になるなら茶葉を分けてやろうか？」
「やった〜！じゃあお礼に何か贈ろっか？それとも何か手伝う？」
ジャ「別に、構わないさ」
「それだとオレがヤダ。…あっそうだ、じゃあご飯作ろっか？」
ジャ「どうしてそうなる」
そんな困惑した顔しないでジャミル…。
ジェイドとアズールだと大喜びしてくれるからつい…。
俺の手料理、珍しいし美味しいって褒めてくれるし！
ちょっと自信あったんだけどなぁ。。
「ダメかぁ…」
ジャ「あ〜…その…今日は…カレーが、食べたい気分だ」
「！カレーね、おっけ〜！！苦手なのとかある？どういうのがいい？どれくらい辛いのがいい？」
ジャ「わかったから落ち着いてくれ！…苦手なのはデーツだ。作るものは…お前に任せる」
「は〜い！…あ、材料って…」
俺今金欠なんだった、忘れてた。
やべぇ。作るとか言った手前、今更引けねえ…！
どうしよ、誰かに食料分けてもらう？…うぅんそんなことしたらアズールに大目玉くらっちゃう…。
ジャ「金欠の奴から搾り取るような真似はしないさ。
…そこの冷蔵庫に入ってるものなら何でも使ってくれ」
「ウミヘビくん大好き」
ジャ「はいはい」
「じゃ〜適当に作るから待っててえ〜」
そう伝えればジャミルは「お茶が出来たら持ってくる」って言って出ていった。
冷蔵庫を開ければ食材がたんまりと鎮座してた。
えっなんでも作れそうじゃん。
わ、棚にはスパイスいっばいある。
……ちょっと気合い入れて作るとしますか。
俺は「カレーのレシピちょーだい」と「スカラビア泊まる」とメッセージを飛ばした。
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すみ - 面白かったぁ...。キャラの絡み、文章、キャラのセリフ、全部好きです！！応援してます！ (11月18日 21時) (
レス) @page31 id: d691340ebf (このIDを非表示/違反報告)
海老天丼 - 久しぶりに見たら更新されてて変な声出ましたw更新ありがとうございます！！！ (10月22日 21時) (レス) @page26 id: 7c22337e71 (このIDを非表示/違反報告)
庵(プロフ) - 久しぶりの更新！！楽しみにしてましたぁあああ！！！ありがとうございます！ (9月19日 23時) (レス) id: c2626d2502 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ - ばりおもろかってんけど！続きが気になる〜！！頼んます、マジで、続きを御恵み下さい(´;ω;｀) (2023年11月3日 23時) (レス) @page8 id: b291809af8 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです! (2023年9月27日 20時) (レス) @page8 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nameless0621 | 作成日時：2021年12月5日 19時
