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そのじゅーく! ページ20

次の日、学校を休んだ。
なんだか行く気になれなかったの。…まぁ…いない方がいいんだろうし、たまにはサボったってバチは当たらない…よね?

ええい、為せば成る!

私は私服を着て、外へとでる。
さあ、これから何処へ行こうか?




ー快斗sideー

青「…A、今日お休みだって。」

快「そうかよ…」

A。そいつは俺の大好きな奴。

…けど、最近、彼奴は可笑しい。俺を明らかに避けてやがる。
よくわかんねえ傷も増えてた。隠せてるつもりなのか、彼奴から何か言ってくることはなかった。
それに、親友の筈の青子や紅子と一緒に居る事も少なくなった。今は柳原って奴と一緒に居る事が増えた。
…そんな仲良くなるきっかけがあったのか?

見た感じ、Aはそんなに好きそうには見えなかった。寧ろ嫌がってるようにさえ見えた。…けど、彼奴が一緒に居るって事は、なんか意図があるんだろ。


…あと…白馬。
彼奴とばっかり話すようになった。
この前だって、俺が飯に誘おうとしたら「白馬くんと食べるから!」って遮られたし…。
んだよ、そんなに白馬が好きかよ!

快「…わかっちゃいたけど…避けられるってつれぇわ…」

はぁー、っと溜息を吐く。
わーってんだよ、鈍くねえし。…それに、この前…Aが、泣いてた時。俺は見ちまったんだ。









白馬と、Aが抱き合ってんのを。

嘘かと思った。けど、泣きながら白馬に抱きついてるのを見たら、察したよ。

…彼奴、白馬が好きなんだって。

覗き見するつもりじゃなかったし、忘れもん取ったら帰ろうと思ってたけどよォ…

長年の片想いに打たれた終止符が、相手に好きな奴が居たからって…

快「ダサすぎだろ俺〜…っ」

青「どしたの快斗?」

紅「きっとAさんがいなくて寂しいのよ。ふふっ、素直になればいいのに。」

快「うっ、うっせー!別にいいだろ!」

柳「か・い・とくぅ〜ん!」

げっ、また彼奴かよ!…そうそう、また気付いた事があんだけどよ…。柳原が俺を呼ぶ時、青子と紅子がな?

青&紅「「……」」

必ず、柳原を睨むように見てるんだよ。
…何があったんだ?
聞いてみた事はあっけど、答えてくんなかったし…

柳「ね〜え!私と今度お出かけしよ?新しいお洋服が欲しいの〜!」

快「俺、女の服なんてわかんねーし、友達と行きゃあいいだろ?」

やだぁ〜!と言われて困る俺。どうしたらいーんだよ…?

そのにじゅー!→←そのじゅーはち!



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ルナ(プロフ) - どうやったらこんな感動するストーリーが作れるんですか!?すごいですね!更新、頑張ってください!! (2020年11月15日 21時) (レス) id: 55c0655de9 (このIDを非表示/違反報告)
霊華 - 面白かったです!続きが気になります!更新頑張ってください応援してます (2019年8月19日 14時) (レス) id: 28703d16e4 (このIDを非表示/違反報告)
魔理沙 - 続きが気になります! 更新無理のない範囲で頑張ってくださいね! 応援してます 長々とすみません (2019年5月3日 7時) (レス) id: 28703d16e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Nameless0621 | 作成日時:2019年4月2日 14時

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